ニュース | 14/12/2013 | エドゥ・ブエノ
首位のマドリードはアナドル・エフェス、バレンシア・バスケット、との厳しいアウェー戦の前に、ガリシアのチームと対戦する(12月15日、Realmadrid TV)。チームは48時間以内にパラシオへ戻り、疲労回復に務める。頬のケガから復帰を目指すボウロウシスを欠き、膝に問題を抱えるキャロルも不透明な中、バロンセスト・フエンラブラダ、ギプスコア・バスケットをアウェーで降した下したガリシアのチームを迎える。
しかしながら、今シーズンのマドリードを相手にサプライズを起こす余地はほとんどない。リーグを牽引する守備と攻撃のバランス両面と、40分以上にわたり選手が見せるメンタル面のコンビネーションは、対戦相手にとって非常に厄介である。リオ・ナトゥラ・モンブスは1試合平均77失点を喫しているディフェンス面で改善が見られなければ、1試合平均90点と高い得点能力を持つレアル・マドリードに対し、苦戦は免れないだろう。
昨シーズンの4月にリーグ戦でレアル・マドリードを破っている(61-64)モンチョ・フェルナンデス監督率いるチームとの対戦は、20連勝への試金石となるだろう。
リオ・ナトゥラ・モンブスのストロングポイントは主軸となる経験ある選手と技術の高い選手たちだ。攻撃面ではチームの43パーセントの得点を挙げているムスカラ(13.7)、コルバチョ(10.8)、デラス(10.3)のトリオは特に要注意だろう。控えのラファ・ルス、プンプラ、デュワー、ジュニェントといった選手も忘れてはならない。
シーズン終了まで手を緩めない
昨シーズンまでプレーしていた古巣との対戦でモチベーションの高い成長を続けるメジュリを含むマドリードのディフェンス陣は、リーグのベストリバウンダー(8.4)であるムスカラをいかに抑えるかがカギとなる。対面4人の戦いが試合の最も楽しみな要素の一つであるが、特にユーロリーグランキングで35位、リーガでMVPランキング2位(20.9)につけるミロティッチには注目だ。
リーガアウェー2連戦後ホームのファンの前で勝利を目指し、ユーロリーグのアナドル・エフェス、バレンシア・バスケット、ホベントゥットのアウェー戦、そして12月29日にパラシオ・デ・ロス・デポルテスで行われるバルセロナとのクラシコが控える12月の残り15日間で待ち受ける非常に厳しい戦いへ向け、弾みをつけたいところだ。
パブロ・ラソ監督はガリシアのチームをこう分析する「昨シーズンから大きく変わったチームで成長を続けている。多くの新しい選手が入ったのだから成長を続けるのは当然だ。現時点で彼らはいいコンディションだと思う。デュワー、コルバチョ、プンプラといったバックコートのプレーでオプション豊富な重要な選手を抱えているしね」