全てのスポンサーを見る

レアル・マドリードが公式テクノロジー・パートナーとしてシスコとのパートナーシップを拡大

この契約によりサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムでより先進的な技術が導入され、シウダー・デ・マドリードは大幅に改善される

レアル・マドリードが公式テクノロジー・パートナーとしてシスコとのパートナーシップを拡大
ニュース

レアル・マドリードとシスコは複数年にわたるグローバルパートナーシップを拡大し、世界をリードするネットワークおよびセキュリティ企業であるシスコをクラブの公式テクノロジーパートナーに迎えた。この契約によりシスコの先進技術がサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムに導入され、シウダー・レアル・マドリードの大幅な改善が期待される。更新を祝うイベントはベルナベウ・スタジアムで行われ、レアル・マドリード・スタジオのアレックス・ウィックスCEO、シスコ・スペイン・ポルトガルのアンドレウ・ビラミッジャーナGM、そしてEMEAサウスのアゴスティーノ・サントーニ上級副社長が出席した。

この提携は以下の最先端技術のアップグレードに重点的に取り組む。
- シウダー・レアル・マドリード・に拡張性と高性能を備えたAI対応データセンターを構築し、クラブのエネルギー効率を向上させ、従来のAIワークロードに加え、新たなAIワークロードの統合を可能にする。 
- シウダー・レアル・マドリード全体にシスコWi-Fi 7を導入。これは、サポーターとクラブ職員に高速、低遅延、そしてシームレスな接続を提供する次世代ワイヤレス規格となっている。 
- サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムとシウダー・レアル・マドリードを結ぶ堅牢な100Gbpsネットワーク インフラストラクチャを導入する。シスコのアプリケーション・セントリック・インフラストラクチャ(ACI)を搭載したこのネットワークはシンプルで安全な管理、新サービスの迅速な導入、そしてクラブのデジタルネットワーク全体におけるデジタルレジリエンスの向上を実現する。

スポーツテクノロジーイノベーションにおけるリーダーシップ シスコのソリューションはサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの技術基盤として20年近くにわたり機能してきた。2024年には全面改修工事が完了し、同スタジアムはイノベーションとファン体験のベンチマークとなった。この改修工事ではヨーロッパのスタジアムでは初となる独自の統合型ソフトウェア定義アクセス(SDA)ネットワークを含む、包括的なシスコソリューションが導入された。これによりベルナベウのすべての設備が接続され、高速かつ安全な運用が実現する。さらにシスコのクラウドベースのIP Fabric for Mediaソリューションは、会場内の2,500台以上のスクリーンにリアルタイムでコンテンツを効率的に制作・配信し、世界中の放送を通じて試合を観戦する何百万人ものファンに届けるために活用されている。

ビラミッジャーナ:「ベルナベウは再び没入感があり、持続可能で、収益性の高いインタラクションを提供する先駆者になる」
シスコ・スペイン・ポルトガルのアンドレウ・ビラミッジャーナGMは合意についてこう話した。「ネットワークはデジタル化の基盤であり、スポーツやエンターテインメントを含むあらゆる分野を変革している。3年前、新ベルナベウ・スタジアムはシスコのテクノロジーにより、統合型コネクティビティの世界的リーダーとなった。そして今、没入感があり、持続可能で、収益性の高いインタラクションを提供するパイオニアとして、再びその地位を確立する事になる」。

EMEAのアゴスティーノ・サントーニ上級副社長はこう話している。「テクノロジーにはファン体験を変革する力があり、レアル・マドリードはスポーツ、エンターテインメント、そして文化におけるイノベーションの新たなベンチマークを確立している。シスコの専門知識を活用することで、レアル・マドリードはファンのためにスポーツを革新するだけでなく、数十万人のスタジアム来場者の体験を豊かにしている」。

Loading