ゴンサロのゴールでクラブW杯の準々決勝へ
1
-0
Real Madrid
終了Juventus
カンテラ選手はすごいヘディングシュートでレアル・マドリードの次ラウンド進出を決めた。なおディ・グレゴーリオの働きでそれ以上ユベントスから得点できなかった
レアル・マドリードはマイアミのハードロック・スタジアムでユベントスに勝利、クラブW杯の準々決勝進出を決めた。勝負の行方はシャビ・アロンソ監督のチームが見せた素晴らしい後半に決まり、54分ゴンサロがすごいヘディングシュートをマーク、相手守護神のディ・グレゴーリオの好守によりそれ以上のゴールは生まれなかった。次の対戦相手はラウンド16最後のボルシア・ドルトムント対モンテレイで決定する。
試合は我々のチームが非常に高い位置からプレッシャーを掛け、カウンターからサプライズを狙うユベントスから簡単にボールを奪う形スタートした。最初にチャンスを迎えたのはイタリアチームで、7分コロ・ムアニがスペースに出されたパスを受けクルトワと1対1になったが、シュートはわずかにゴールの枠を外れた。マドリードの反撃は9分にバルベルデがロングシュート、2分後にはユベントスのユルディズがシュートを放ったがチュアメニに当りゴールポストをかすめた。
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試合時間は経過し、再びユベントスが危険な形で我々のエリアに侵攻する。23分コンセイソンのシュートはクルトワが止め、試合開始から30分我らのチームにとって最も決定的な
シーンが訪れる。バルベルデが敵守備陣の背後にボールを供給、エリア内で斜めに放ったベリンガムのシュートはディ・グレゴリーノが阻んだ。ロスタイムに入りバルベルデがゴール正面からパワフルなショットを放ったが、イタリアチームの守護神の好セーブで対応した。
ゴンサロが再びゴール
後半に入りレアル・マドリードがさらに支配を強め、ディ・グレゴリーノが試合の主役になり始める。52分ベリンガムがエリア正面から左足でパスカット、右足でのシュートは相手GKの体を投げ出して防いだ。1分後ハイセンが30メートル以上の位置からロングシュート、ユベントスGKが改めてセーブを披露した。我らのチームのゴールは時間の問題といった展開だったが、実際にスコアが動いたのはその後。54分トレントが右サイドから狙い澄ましたクロス、ゴンサロのこれ以上ないヘディングシュートに対しディ・グレゴリーノはどうすることもできなかった。カンテラ選手はクラブW杯ここまで4試合のうち3戦で得点(残りはアル・ヒラル戦とザルツブルク戦)で、パチューカ戦ではアシストを記録している。
シャビ・アロンソ監督のチームは試合展開に相応しい展開から先手を取ったが、さらなる得点を狙った。点差を広げようと仕掛け、61分エリア内からバルベルデのオーバーヘッドであわやの形を作ったが、ディ・グレゴリーノがCKに逃れた。
68分にゴンサロと代わって途中出場していたエムバペが今大会初出場。4分後に2点目が入ってもおかしくなかったが、アルダ・ギュレルがゴール正面から放ったボレーシュートをディ・グレゴリーノが再び止めた。82分のチュアメニのシュートも同様。彼のプレーがレアル・マドリードのさらなるシュートを許さなかった。チームはその後ほとんど苦しむことなくクラブW杯の準々決勝への進出を決めた。