「レアル・マドリードのためにプレーできるのは誇り。このクラブであらゆるタイトルを手にしたい」
常にチームに貢献する一流フットボーラー。ピッチを縦横無尽に駆け回り、中盤でボールを奪って攻撃に参加する。長身(189センチ)で空中戦にも非常に強く、強烈なミドルシュートを備える。
23歳でレアル・マドリードに入団。その時点ですでに多くの経験を積み、重要なタイトルもいくつか手にしていた。出発点はシュツットガルトのユースで、各年代を駆け上がって2006-07シーズンに19歳でファーストチームデビュー。1年目から主力として活躍し、チームの5度目のブンデスリーガ優勝に貢献した。
国際レベルでもタイトルを獲得。スウェーデンで開催されたUEFA U-21欧州選手権でキャプテンとしてドイツを優勝へ導き、同国が3位に入った2010年FIFAワールドカップでもレギュラーとして活躍。その大会での輝かしいパフォーマンスが、その年のレアル・マドリード入団の決め手となった。
南アフリカ大会での活躍により、ドイツ連邦功労勲章を受章。マドリード加入後もリーガ、国王杯、スペイン・スーパーカップのタイトルを獲得している。