シャビ・アロンソ:「準決勝進出を果たし、試合に満足している」
「2-1から混乱が生じたので、それを好転させて改善しなけけばならない」と指揮官は語った
シャビ・アロンソ監督がボルシア・ドルトムント戦に勝利し、クラブワールドカップ準決勝進出を果たした後、ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで記者会見に出席した。「これがサッカーだ。我々は2-1まで試合を十分にコントロールできていたし、自分たちのペースだった。そこから短時間であまりにも多くのことが起こってしまったんだ。しかし、準決勝進出を果たしたので満足しているよ。この経験が、流れを失わず、試合の全ての時間帯で存在感を示せるように役立つことを願っている。準々決勝の非常に厳しいこの試合に満足している」
「我々は試合をうまく支配し、交代で主導権を握っていた。さらに3点目を決めるチャンスもあった。選手たちは集中していたが、2-1にされたことで混乱が生じた。それを好転させて改善しなけけばならない。将来、同じ状況に陥った際、今日の終盤のようなことが起こらないようにポジティブな面を引き出す必要がある」
準決勝PSG戦
「素晴らしい試合だった。我々は今日、チャンピオンズリーグで遠くまで進んだ相手と対戦し、次はディフェンディングチャンピオンと対戦する。彼らはポジティブな勢いを維持しており、これは新たな段階における次のステップだ。我々は成長を続けており、PSG戦に向けた準備をするつもりだ。彼らはチャンピオンズリーグのラウンド16以降、好調を維持し、ハイレベルのなプレーをしている。我々にとって大きな挑戦になるだろう」
「準決勝を勝たなければいけないし、もし決勝に進出できたら、大会優勝について話すことになるだろう。我々はチームとして成長し、競争しなければならない。より近づいているし、ペースがいいのでこの調子を維持してくいくつもりだ」
クルトワの終盤のビッグセーブ
「我々にクルトワがいることは本当に幸運だと思ったよ。彼は試合で勝利をもたらせ、チームにポジティブな影響を与えるGKの一人だ。彼がいてくれて本当に幸運だ」
退場によるハイセンの欠場
「試合が終わったばかりなので準決勝については考えていない。数時間休み、飛行機の中で考えるよ。彼を失うのは良いニュースではないが、我々はチームなので、彼の代わりを探せるように努めるよ」
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フラン・ガルシアへの称賛
「今大会で素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、集中力とインテンシティがトップレベルにある。ボールの有無に関係なくうまくプレーし、今日はビニシウスJr.が大きく注目されたことで大きな恩恵を受けた。彼はこのクラブ出身で、トップレベルの姿勢で臨み、準備の仕方が模範的な選手なのでとても嬉しいよ。彼に“もしゴールに迫れば得点できる”と伝えていたが、今日はまさにその場所にいた」
ゴンサロの現在の調子
「彼について何度も話しているが、今日も再び素晴らしいプレーを見せてくれた。ゴールスコアラーとしての資質を備えているし、カスティージャで素晴らしいシーズンを過ごしていた。適切なタイミングで適切な場所にいる。我々は彼の今の働きに満足しているし、さらにゴールが伴っている」
バルベルデの多様性
「今日は少しポジションを下げ、プレーのやり方を変える必要があったため、いくつか変更を加えた。彼は非常に完成度の高い選手で、何でもうまくこなすことができる。我々はトレントが疲れているのを見て、彼をサイドバックに配置したんだ。彼は我々にとってトップクラスの選手だ」
トレントの進化
「我々は3週間しか過ごしていないが、彼はリバプールに15年間所属した。変化が大きく激しいので時間がかかる。前半は堅実にプレーしていたし、新しいクラブへの適応とアイディアの両面で成長していっている。我々は彼に満足しているよ」
システム
「試合中に柔軟に対応できる。チュアメニのポジション次第で、4-2-3-1や4-1-4-1と言うのは固定的すぎる。現代のサッカーは多くのことを要求するため、システムにはあまりこだわっていない。最も重要なのは、選手たちがプレーのアイディアの中でその瞬間ごとに必要なことを理解することだ」
エムバペ
「良くなっているが、まだ100%の状態ではない。我々にはこの後、準決勝に向けてさらに進歩し、感触を得るために3日間ある」
2点目のプレー
「時にフランとトレントをタッチラインの高い位置に張らせる必要がある。2人とも攻撃力があるが、プレーをコントロールするためには中盤の安定性を保たなければならない。あのプレーでは両サイドバックで攻撃したが、それは我々が今取り組んでいることだ。彼らはその自由があることを感じている」
チームが最も成長した点はどこだと思うか?
「主な目標のひとつは、より一体化してプレーし、コンパクトになり、攻撃と守備の適切な高さを把握することだった。距離をより効果化し、過度に広がらないこと。それが主な目標であり、我々は改善と進歩を続けている」