レアル・マドリードがレアル・ソシエダを破りリーガの連勝継続となった。これで首位チームは5戦全勝、サンティアゴ・ベルナベウで再びの逆転劇だった。バレネチェアがレアル・ソシエダにリードをもたらし、我々のチームには数多くのチャンスがあったものの0-1で前半が終わった。全てが変わったのはハーフタイムのあと。ゲーム再開したばかりのところでバルベルデのパワフルなシュートから同点とすると、60分のヘディングシュートでホセルがアンチェロッティ監督のチームに勝ち点3をもたらした。ともにアシストはフラン・ガルシアで、74分に交代した時にはスタンドから多くの拍手が送られた。
試合は5分のバレネチェアのゴールで厄介な展開になった。マドリードはアウェーチームの得点のあとすぐに引き分けを狙ったがロドリゴの左足シュートはレミロに弾かれた。10分後には2回連続のチャンスが。カルバハルが相手のボールの出どころを抑え2選手を交わしてラストパス、ホセルがシュートしたがゴールバーに当たった。跳ね返ったボールが背番号2の選手に渡りファーサイドへクロスを送ったがロドリゴのアクロバチックなシュートはゴールへ飛ばなかった。
ビデオ.2-1: 首位チームが全勝を維持
この辺りがアンチェロッティ監督のチームにとっての一番良い時間帯でゴールチャンスを作り続けていた。17分ホセルがゴール正面でボールを受け、パワフルなシュートを放ったがレミロが抑えた。数秒後ベリンガムが相手守備陣の後方を狙ってクロス、カルバハルがゴールを狙ったがこの日冴え渡ったレミロが立ちはだかった。これが前半45分で最後のチャンスでは無かった。28分にはロドリゴが左足で際どいシュートを打ったが再びアウェーチームの守護神が好守を見せた。同じくケパもほぼ連続した2プレーで見事な横っ飛びを披露。最初は29分、エリア内からの久保のシュート、30分を過ぎたところでの2本目はメリノのヘディングシュートをゴールライン近くで止めた。
素晴らしい後半
レアル・マドリードは後半開始直後に同点とした。バルベルデが素晴らしい連携プレーのあとパワフルなシュートを放ち、ボールはゴールラインを越える前にゴールポストに当たった。アンチェロッティ監督のチームは逆転を狙って怒涛の勢いとなり60分に現実のものとする。アシストは同点の時と同じくフラン・ガルシアで、ホセルがヘディングで決めた。そこから試合終了まで我らのチームはほとんど苦しむことはなく、点差を広げることもできた。85分バルベルデのシュートは相手に当たったあとゴールポストをかすめ、ロスタイムにはベリンガムがヘディングシュートしたがレミロの反射神経がスコアを動かさなかった。