レアル・マドリードがヌエボ・ミラノディージャ・スタジアムでのカディス戦で勝利を手にした。我らのチームは後半のナチョとアセンシオのゴールのおかげで勝ち点3を獲得したが、より多くの得点を決めるだけの決定的なチャンスが5回はあった。アンチェロッティ監督のチームは試合開始から試合を支配したが最初の得点機はカディスで、12分エスピノのエリア内からのシュートがクルトワの守る左ポストを襲った。
そこから先はレアル・マドリードとホームチーム最高の選手となったダビド・ヒルしか存在していなかった。最初のセーブは16分のアセンシオのシュートでの場面。2分後ベンゼマとバレアレス諸島州出身選手との2度の壁パス交換からヒールパスからフランス人選手がカディスGKと1対1になった。マドリードのキャプテンはエスピノに引っ張られながらもエリア内からフィニッシュしたがダビド・ヒルが防いだ。
ビデオ.0-2: カディスで勝利
キックオフから30分が過ぎたところで前半の最も決定的なシーンが訪れる。ロドリゴが相手3選手を交わすスーパープレーからセバージョスへパス。シュートはGKに跳ね返され、その後ベンゼマの左足でのシュートはゴールバーに当たりボールはゴールラインのそばへ落ちた。チームの決定的なシーンはこれだけではなかった。試合を通して止めるのが不可能なほどのキレを披露したロドリゴが40分華麗なステップでルイス・エルナンデスを振り切ったが、ホームチームのGKが再び1対1のシーンで強さを見せた。2分後アセンシオがCKから素早いリスタート、セバージョスがゴール逆サイドの角度のないところから左足でボーレーシュートを放ったがダビド・ヒルが体を投げ出してセーブした。
マドリードは後半に入っても攻撃を続けたが、50分にはまたもダビド・ヒルに行く手を阻まれる。ミリトンが美しいロングパスをロドリゴへ通し相手GKと1対1になったがこれも得点にはならない。我らのチームは得点するのに相応し
かったが、継続してチャンスを作っていた。57分バルベルデがダビド・ヒルへ迫りロドリゴへラストパスしたが、ブラジル代表選手がボールを押し込もうとした直前にメレがボールに触れてコースを変えた。
ベンゼマのシュートはポスト直撃
レアル・マドリードはフィニッシュの場面で運が無く、64分ベンゼマがエリア内から放った左足のシュートはボールポストに直撃した。8分後それまでのプレーの見返りが我々のチームへ届く。ナチョがゴール正面でボールを受けエリア外からダビド・ヒルの意表を付いてゴール隅へ右足シュートを放った。アンチェロッティ監督のチームは76分、素早いカウンターからのアセンシオの美しいフィニッシュで点差を広げる。バレアレス諸島州出身の選手は88分ドブレテ達成も可能だったが、ゴール正面からのパワフルなシュートはダビド・ヒルが横っ飛びで防いだ。
ヒル・マンサーノ(エクストレマドゥーラ州協会)、線審:ネバド・ロドリゲス、マルティネス・ニコラス、第4審判:ルイペレス・マリン、ビデオ・アシスタント・レフェリー:ハイメ・ラトレ(アラゴン州協会)