レアル・マドリードはカンプ・ノウで行われたエル・クラシコで負けるには相応しくなかった。最初は10分は激しい調子で、両チームにチャンスが訪れた。最初はまだ1分にも達していない時点でベンゼマがゴール正面から左足でゴールを狙った。ホームチームの反撃は2度に渡り、6分にレバンドフスキが正面から、3分後にハフィーニャがヘディングで得点を狙った。アンチェロッティ監督のチームが先制する前のこれらのプレーでクルトワは動きに冴えを見せた。ビニシウスJr.が敵エリアへ侵入してクロス、ボールはアラウホの頭に当たってコースが変わりゴールへ吸い込まれた。
試合時間は経過し、我々のチームは非常に手堅い姿勢を披露してバルセロナへほとんどチャンスを与えなかった。唯一といえるのが34分のハフィーニャのシュートで、ゴール正面から放たれたボールをクルトワが跳ね返しCKへ逃れた。0-1で終わるかと思われた前半最後のプレーで、セルジ・ロベルトがその前にあったシュートのこぼれ球を押し込み同点とした。
ビデオ.2-1: カンプ・ノウで敗戦
得点チャンス
ロッカールームからピッチへ戻ったあと最初に好機を掴んだのはマドリードだった。ビニシウスJr.が個人技でアラウホを交わしクロス供給したが、バルベルデはエリア内からのゴールを挙げることができなかった。アンチェロッティ監督のチームはカンプ・ノウで快適にプレーを進め、63分にはあわやリードを奪う場面を迎える。敵陣でボールを奪い、ロドリゴがシュートしたがゴールの上を越えた。10分後はハフィーニャのシュートをクルトワがセーブしなければならなかった。80分にはベンゼマがロングシュートを試みたがテア・シュテーゲンの手に収まった。
目まぐるしく展開が変わる時間帯となり、次のプレーでカルバハルのパスからアセンシオが得点したが、デ・ブルゴス・ゴンゴエチェア主審はVAR裁定のあとミリ単位のオフサイドでゴールを取り消した。バレアレス諸島州出身の選手は85分にもプレーの主役を務めたが、パワフルなロングシュートはほんのわずかにゴールの枠を捉えなかった。我らのチームは相手エリアへ迫り得点するにふさわしかったが、ロスタイムに入ってケシエがバルセロナへ勝利をもたらす決勝点を決めた。
デ・ブルゴス・ベンゴエチェア(ビスカヤ協会)、線審:ディアス・ペレス、デル・パロマール、第4審判:パルデイロ・プエンテ、ビデオ・アシスタント・レフェリー:ソト・グラド(リオハ州協会)