エスパニョール戦に勝利

レアル・マドリードがサンティアゴ・ベルナベウで行われたリーガ第25節でエスパニョールに勝利して勝ち点3を獲得した。8分にホセルが先制したが、ビニシウスJrとミリトンの2つのゴラッソがハーフタイム前に我がチームにアドバンテージをもらたせ、アセンシオがアディショナルタイムに勝利を決定づけるゴールを決めた。
 
10分が経過する前に全てが不利な状況になった。ルベン・サンチェスのクロスをホセルが決めて、エスパニョールが先制点を手に入れた。マドリードの反撃はその6分後に訪れる。ビニシウスJrとの素晴らしいコンビネーションからカマビンガがシュートを打つがパチェコにセーブされた。エスパニョールはその直後に追加点のチャンスを得るも、ビニシウス・ソウザの至近距離からのヘディングシュートはクルトワのファインセーブに阻まれた。

ビニシウスJrとミリトンのゴラッソ
レアル・マドリードは22分、ビニシウスJrの素晴らしいゴールで同点に追いついた。ビニシウスJrは左サイドでボールを受けるとペナルティエリア内に切り込み、3人の相手の間にスペースを見つけ、右足の正確なショットでパチェコを破った。その後、我がチームはエスパニョールゴールを包囲し2-1の逆転を目指し、39分にミリトンがそれを実現させた。チュアメニの右足アウトサイドのスペクタクルなクロスを、ミリトンガパワフルなヘッドで合わせ逆転弾を記録した。さらにハーフタイム直前にリードを広げるチャンスがあったが、ロドリゴの渾身のシュートはギリギリのところでセルジ・ゴメスに防がれた。

ハーフタイム後はテンポが落ち、両チームとも70分まで決定機を作ることはできず、クロースが遠目から放った右足のシュートは枠上を越えていった。その直後に後半それまでで最大のチャンスが訪れるが、ロドリゴの強烈なFKはクロスバーを直撃した。

アセンシオが勝利を決定
両チームとも疲労が蓄積していたにもかかわらず、マドリードは相手DFの隙をつき3-1にした。ナチョが自陣から高いクオリティのパワフルなドリブルで抜け出し、3選手を突破してパスを出し、そのボールを受けたアセンシオがパチェコの守るゴールを破った。アンチェロッティ監督率いるチームはリーガの勝ち点を積み重ね、すでにチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦リバプール戦（スペイン時間：水曜21時、日本時間：木曜5時）に向けて気持ちを切り替えている。