デシモキンタ!
レアル・マドリードはロンドンで行われた決勝でボルシア・ドルトムントを0-2で下した
2024年6月1日、レアル・マドリードがチャンピオンズリーグとの関係に新たな章を書き記した。我らのチームはラ・デシモキンタを達成、大陸最高レベルの大会での支配をさらに偉大なものとした。カルロ・アンチェロッティが率いるチームはウェンブリー(ロンドン)で行われた決勝でボルシア・ドルトムントを破りヨーロッパの王者であることを改めて示した。
ゴール無しで終わった難しい前半のあと、決勝のMVPに選ばれたカルバハルが74分、素晴らしいヘディングシュートで先制点を挙げた。9分後、ビニシウスJr.が0-2とするゴールで勝負を決めた。ブラジル代表選手は2022年のリバプール戦に続き2度のチャンピオンズリーグ決勝で得点しマドリードの伝説の中でその名を大きなものにした。
決勝までの道のり
ラウンド16ではライプツィヒと戦わなければならなかった。2試合合計2-1とギリギリでの勝ち抜けとなった。準々決勝の相手はマンチェスター・シティでベルナベウでの第1戦は3-3、レアル・マドリードはルニンが2本のシュートを止めてヒーローとなり、アウェーでのPK戦でイングランドのチームを退けた。準決勝で戦ったのはバイエルンで、アリアンツ・アレナでの第1戦は2-2の引き分け(ビニシウスJrのドブレテ)。第2戦では
途中出場のホセルが2分間で2得点してベルナベウで劇的な逆転劇を展開、チームを改めての欧州大会決勝へ導いた。
チャンピオンズリーグ6回優勝のメンバー
ナチョ、モドリッチ、カルバハル、そして最高の形で選手キャリアを締めくくったクロースが、それまでパコ・ヘント1人だった伝説的なこのタイトルの記録に並んだ。現在この5選手だけがチャンピオンズリーグ6回優勝という歴史上で唯一の栄誉を持つ存在となった。またナチョとモドリッチはレアル・マドリード最多タイトルの新記録となる26のタイトル獲得となった。
個人賞
6得点4アシストと大会を通した活躍からビニシウスJr.が2023/24季チャンピオンズリーグの最優秀選手に選ばれた。
また加入初年のベリンガムも賞を受け取った (最優秀若手選手)した。一方ベルナベウでのマンチェスター・シティ戦でのバルベルデのボレーシュートが大会ベストゴールになった。今回の新たな偉業のあと、チャンピオンズリーグのベスト11にはカルバハル、ルディガー、ベリンガム、ビニシウスJr.というマドリディスタ4選手が選ばれた。
デシモキンタの祝勝行事
ロンドンでの勝利の翌日、欧州チャンピオンはマドリディスタにタイトル獲得を報告するためマドリード自治政府、市役所、アルムデナ大聖堂を訪問した。続いてレアル・マドリードはシベーレス広場とサンティアゴ・ベルナベウでの祝賀イベントでファンとともに忘れられない瞬間を過ごした。最後にフロレンティーノ・ペレス会長がウェンブリーで勝ち取った優勝トロフィーを dシウダー・レアル・マドリードの役員室へ設置、これで2欧州大会制覇の証は26となった(サッカー15、バスケットボール11)。マドリディスモはこうしてチャンピオンズリーグ、リーガ、スペインスーパーカップの3タイトルを勝ち取るという輝かしいシーズンを締めくくった。