スペシャル
2016年5月28日はレアル・マドリードの歴史に刻まれる日となった。この日レアル・マドリードはイタリア・ミラノで11度目となるCLを勝ち取った。ヨーロッパでもっとも成功を収めているクラブがアトレティコをPK戦の末に破ったのである。イタリア・ミラノにあるサン・シーロ・スタジアムで行われた試合は、2年前のデシマ(10度目のCL制覇)達成時と同じ顔合わせとなり、セルヒオ・ラモスが先制点を挙げ、前回同様チームを勝利に導いた。
試合は前回同様延長戦に入り、それでもスコアは動かず1-1のままPK戦へ。途中出場のルーカス・バスケス、マルセロ、ベイル、S・ラモスが落ち着いてゴールを決めた。一方のアトレティコは4人目のフアンフランのシュートがポストに弾かれた。このあとクリスティアーノ・ロナウドが難なく決めてウンデシマ(11度目のCL制覇)をたぐり寄せた。
ビデオ.1-1: ウンデシマ(11度目の欧州制覇)は我々の手に
S・ラモスが決勝戦のMVPに選出
この新しいタイトルまでの道のりにおいて、レアル・マドリードはスペクタクルな数字も記録している。勝利数は最多となり、失点数も最少であった。さらにクリスティアーノ・ロナウドは16点というスペクタクルな数字で再びCLの得点王となり、また、ジダンはミゲル・ムニョスに続き選手・監督としてともにCLで優勝した2人目のマドリディスタとなった。
ビデオ.サン・シーロのピッチでの歓喜の様子
C・ロナウドは16点を挙げ得点王に
ミラノのサン・シーロのピッチで、そして巨大スクリーンで試合の行方を追った本拠地サンティアゴ・ベルナベウのピッチで、共に大きな喜びが溢れた。マドリディスモの歓喜は世界中に広がり大きな情熱を分かち合った。
ベルナベウでのセレモニー
シベーレス広場でのセレモニーに続き、恒例となっているマドリード州庁舎と市役所への訪問、そしてサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムでのセレモニーの間、ジダンと選手たちはファンに優勝カップを披露し、シーズンを通して絶え間なくもたらされたサポートに感謝の気持ちを示した。 ウンデシマのタイトルはすでにここサンティアゴ・ベルナベウにたどり着き、ヨーロッパでの王座の伝説がさらに加えられ、世界中にいる何百万人というファンが喜びに包まれた。
アラ・マドリード!