マッチレポート | 05/10/2014
ポルトガル人FWのハットトリック、ベンゼマの2得点が、チームを後押しするサンティアゴ・ベルナベウでチームを6連勝に導いた。- リーガ
- 7節
- 日, 05 10


ベルナベウでのリーグ戦、クリスティアーノ・ロナウドは14試合連続得点中
アスレティックはなかなかチャンスを作ることができず、レアル・マドリードは時間を重ねるごとにより明らかなチャンスを作り出す。ポゼッションはロス・ブランコスが圧倒的に支配。ホームチームの2点目の到来は刻々と近づき、40分に決定的なチャンスを迎える。ベイルがベンゼマとのコンビネーションでゴールへ迫り、こぼれ球はクリスティアーノ・ロナウドのもとへ。イライソスとの1対1となったが、ここはアウェーチームのGKが勝利。だが、これは2点目への序章でしかなかった。モドリッチのキックから、ベンゼマがヘディングで合わせてネットを揺らした。
フランス人FWのゴールで完璧な形で前半を終えたチーム。再びベンゼマはリーガで得点を決め、ソフィアでのルドゴレツ戦に続く好調な一週間を証明してみせた。後半も前半と同じ展開でスタート。開始2分にポルトガル人FWが得点を決めたように、再開5分でベイルが大きなチャンスを掴む。クリスティアーノのラストパスからイライソスと1対1になったが、シュートは枠を超えていった。
ベイルの2度目のアシスト
5分後、3点目が生まれた。配役はこの前のチャンスと変わらないが、役割は変わっていた。ベイルのアシストからクリスティアーノが無人のゴールを揺らす。ポルトガル人FWの得点への飢えは底知れないもの。クラブ史上初めて、開幕2試合で12得点を決めた選手となった。
まるで爆撃機のようなマドリード。その中でも美しいプレーが56分に生まれる。前線でボールを受けたベンゼマがハメスの上がりを確認しボールを送ると、コロンビア人選手はヒールパスでベイルにつなぐ。だが、ウェールズ人FWのシュートは枠を外れていった。
スペクタクルは続く
ベルナベウとのシンパシーは完璧なもの。4点目が生まれるのに時間は必要なかった。クリスティアーノは自分で決めることもできたが、ベンゼマにパスを回し、背番号9番が落ち着いてゴール。69分のことだった。チームはスペクタクルなプレーを提供し続け、イライソスのファインセーブがなければさらに多くの得点が生まれた試合だった。ロナウドのヘディング、ベイルとの1対1、少なくともアスレティックGKはその鋭い反応でゴールを許さなかった。
このまま終わるかと思われた試合だったが、ロナウドがボーナスを受け取る。モドリッチのCKからぺぺがヘディングでシュートを放つと、ポルトガル人FWの体にあたり、ボールは軌道を変えてネットに。幸運が背番号7番に微笑み、クリスティアーノはサッラ、ディ・ステファノと並ぶリーガ最多ハットトリック選手となった。大量得点での勝利とチームは最高の形で試合を終えた。