マッチレポート | 21/06/2014 | C. T.
ボウロウシスとメジュリが計23ポイント、14リバウンドと大活躍、ルディが最多ポイント(17)を挙げた- リーガ・エンデサ
- 2 (playoff 決勝)
- 土, 21 6


1万2000人がスタンドに詰めかけ、ファンがチームに勢いを与えた。レアル・マドリードはプレーオフを通じても最も激しいディフェンスを見せて試合をスタート、バルセロナは4分で2ポイント止まりだった。ダーデンとルディがオフェンスの中心になり、ロス・ブランコスは試合を進めた。しかし相手もナバーロが2本連続でスリーポイントショットを決め勢いの封じ込めを狙った。
10−8から、ラソ監督のチームは10ポイント連続して加点し20−8にする。その大半はブラウグラナスが失ったボールを奪ってのものだった。ボウロウシスは6ポイントを連続して決めるなど絶好調で、ボール奪取にも敏感に反応。サダがひとたび流れを断ち切るが、大勢には影響なし。メジュリが2つのオフェンスリバウンドからポイントを決め24−14で第2クォーターに入った。
メジュリの見せ場
パスクアル監督のチームのディフェンス陣はホームチームを苦しめた。しかし神出鬼没のメジュリがこの上ないプレーを見せチームを盛り上げる。チュニジア人センターはスペクタクルなプレーを見せながらポイントを追加していった(このクォーターでシュートブロック2、この時点まで最多ポイント、最多リバウンド)。
マドリードの評価ポイントは、バルセロナの66に対し105
40−30でハーフタイムへ。リバウンドは26対15、評価ポイントは52対20と明らかに試合の主導権を握った。もっともショット成功率は高くなかった(両チームともスリーポイント成功は2つずつ)。ドラッパーは前半最後の数秒にプレーした。
ハーフタイムを終えてマドリードは改めて勢い良く試合に入った。ルディが新たに好プレーを見せ点差を広げて行く。ブラウグラナのアタック陣が5分で7ポイントと停滞したこともあり、ラソ監督のチームは+15とした(52−37、25分)。しかし試合の決着はまだついていなかった。
ルディが7分のプレーで12ポイントを決めたあと、足を引きづりながらコートを去った。選手の離脱は試合に影響を与える。バルセロナは局地戦で2−12と猛追、56−51としてロス・ブランコスにプレッシャーをかける。最後にはフリースローから加点し58−51と点差を戻した。
2分で11ポイント
それまでのスリーポイントラインからの成功率の低さはここで一気に変わる。バルセロナはオレソンが、ロス・ブランコスはキャロルとチャチョがこれを担当した。両チームが爆弾投下を決めて行き、3ポイントを追加する。マドリードは2分19秒で11ポイント(スリーポイント3、フリースロー2)。しかしこの日相手チームで一番の働きをしたオレソンはナバーロのサポートを得ながら続けてダメージを与えていった。
チャチョは勝負を諦めるつもりはなく、ポイントを重ねていく(このクォーター10ポイント)。パスクアル監督のチームは局地戦1−7とし6点差まで迫り(80−74)、残り時間は1分半。しかしダーデンが再びスリーポイントショットを決め、レジェスが試合のダメ押しを担当した。
REAL MADRID 87 (24+16+18+29): Llull (4), Rudy (17), Darden (12), Mirotic (4) y Bourousis (12) -スターター-; Reyes (10), Sergio Rodríguez (12), Carroll (5), Díez (-), Draper (-), Slaughter (-) y Mejri (11).
F. C. BARCELONA 78 (14+16+21+27): Huertas (11), Navarro (15), Papanikolau (2), Nachbar (7) y Tomic (4) –スターター--; Pullen (-), Sada (6), Oleson (17), Abrines (2), Lorbek (7), Dorsey (5) y Lampe (2).