「唯一のモットーはハードワーク。守備が得意だがコートを走り回り、華麗なプレーも見せる」
2013年3月にリトアニアのジャルギリス・カウナスからレアル・マドリードに加入、わずか数カ月でファンの心をつかんだ。短い在籍期間ながら、すでにリーガACBとスペイン・スーパーカップの2冠を経験。アメリカ出身のスモールフォワードは、そのたぐいまれな身体能力で守備に秀で、リバウンドからのアシストも得意とするほか、フィールドゴールでも抜群の得点率を誇る。
2013年のACBファイナルでは、宿敵バルセロナを相手に、大舞台での強心臓ぶりを発揮。勝負を決める瞬間にベストプレーを見せる能力を証明した。2012-13シーズンはユーロリーグに出場できなかったが、パブロ・ラソ監督率いるチームで主力の座を確保した今、ファイナル4、さらには史上9度目の欧州タイトル獲得を目指すチームで大いに活躍してくれるはずだ。
2004年にアメリカを飛び出して以来、30代に至る今まで世界中を渡り歩き、欧州の9チームとオーストラリアの1チームでプレー。母国を離れて久しいが、NBA、そして最愛のクラブであるロサンゼルス・レイカーズのチェックは欠かさないという。