ドンテイン・ドラッパーがアナドフ・エフェス、ロコモティフ・クバンでの2シーズンを経て、レアル・マドリードへと帰ってきた。またロコモティフでは昨シーズン、ユーロリーグ・ファイナルフォー進出を果たしている。スピード、プレーを読む力、突破力、守備面でのインテンシティが2012年~2014年にレアル・マドリードへ所属した時の特徴だった。そして今、ポイントガードを強化するためパブロ・ラソ監督率いるチームへと戻ることとなった。ロス・ブランコス在籍時にはリーガ1回、国王杯1回、スペイン・スーパーカップ2回のタイトルを獲得している。
クロアチア代表のポイントガードでもあるドラッパーはヨーロッパ・バスケットボール界で豊富な経験を持ち、今年、ロコモティフ・クバン史上の最高の選手の一人に選ばれている。そしてレアル・マドリードでプレーした過去2シーズンは、チームプレーヤーであることが何よりも際立っていた(昨シーズンのユーロリーグ・ファイナルフォーでは1試合平均のスティール数最多選手だった)。ロス・ブランコスでは4タイトルを獲得した他、ユーロリーグ決勝に2回進出している。