レアル・マドリードとマンチェスター・シティはベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第1戦で引き分け、来週水曜にエティハド・スタジアムで勝負が決まることになった。ビニシウスJr.が前半、エリア外からのスペクタクルな右足のシュートで我々のチームのゴールを決め、デ・ブライネが後半ゴール正面からのパワフルなシュートで反撃した。アンチェロッティ監督のチームはより良い結果に相応しい動きを見せたが、第2戦であらゆる状況が考えられる展開になっている。
前半はマンチェスター・シティがボールをコントロールし長いポゼッションを得たが決定機を作り出すことはほとんどなかった。最初の好機は8分、デ・ブライネのロングシュートで、6分後にはロドリがシュートを放ったがクルトワが的確に反応した。前半30分に試合のシナリオが変わり、マドリードがイングランドチームに対して悩みの種になり始める。25分ビニシウスJr.がロドリからボールを奪いベンゼマへラストパス。エデルソンを破りあとは押し込むだけの状況でディアスがボールをクリアした。我らのチームは続くチャンスをモノにする。カマビンガとモドリッチが自陣でスペクタクルな壁パス交換、後者がアウトサイドでボールを返すとフランス代表選手はボールを持ち込みビニシウスJr.へ繋いだ。ブラジル代表選手はエリアまでまだ何メートルもある地点でパスを受けると、36分エデルソンにはどうすることもできないシュートを決めた。ブラジル代表選手のゴラッソによりロス・マドリディスタスにリードがもたらされた。
ビデオ.1-1: 決勝進出の行方はマンチェスターで決着へ
1-0でハーフタイムを迎え、アンチェロッティ監督はビルドアップ時にカマビンガを中盤の位置に置くという戦術的な変更を加えた。この修正はマンチェスター・シティを驚かせ、50分にはフランス代表選手、ビニシウスJr.、カルバハル、ベンゼマのコンビネーションであわや2点目というシーンを演出した。バロンドール選手の左足シュートはブロックに入ったストーンに当たったためゴールの枠を捉えなかった。我らのチームは相手を上回っていたが67分、シティはゴール正面からのデ・ブライネの狙いすましたシュートで同点に追いついた。
残り時間は20分という状況でマドリードはリードを手に第2戦を迎え用途2-1とするべく仕掛けた。78分に勝ち越し点に近づく。クロースがフリーキックを蹴り、ファーサイドでベンゼマが頭で合わせたシュートにエデルソンがアウェーチームを救うセーブを披露した。ブラジル代表GKは90分、チュアメニのパワフルなロングシュートを横っ飛びで防ぎ再び輝きを放った。アンチェロッティ監督のチームはより良い結果に相応しいだけの試合をしたが、全ては第2戦で決まることになる。ファイナリストはエティハド・スタジアムで決定する。
アルトゥール・ディアス(ポルトガル)、線審:パウロ・ソアレス、ペドロ・リベイロ、第4審判:ダニエレ・オルサト、ビデオ・アシスタント・レフェリー:マッシミリアーノ・イラーティ(イタリア)
サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグ準決勝