アンチェロッティ:「我々はモチベーション、気持ちの高まり、そして自信がある」
「多くのものをかけた試合であり、ちょっとしたディテールに留意しなければならない」とレアル・マドリードの指揮官

カルロ・アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードの記者会見場に姿を見せ、リーガ35節のエル・クラシコを前に話した。「ライバル関係と、バルセロナに勝ちたいというファンの意欲から常に特別な試合。さらにバルセロナはクラブワールドカップに出場しないから今シーズン最後のエル・クラシコになる。チームの状態は良く、しっかり練習し、自分たちがしなければならないことに集中している。我々にはモチベーションと気持ちの高まりがある。我々にとって多くのものを賭けて戦う重要な試合で、目標を勝ち取ることができるという自信がある。バルセロナとのすべての対戦と同様に非常に難しい試合になるだろうが、ここまで最後の対戦が明日勝ちを手にするための自信をもたらした」。
「こういうタイプの試合ではバルセロナが自陣に押し込んでくるから良い仕事をししっかり守らなければならないが、自分たちがボールを持っているときは相手の弱点を突かなければならない。なぜなら完璧なチームなんてないのだから。彼らは素晴らしいシーズンをやって来ているが、多くのものを賭けた試合でちょっとしたディテールに留意し、時間や攻守で良いプレーをしなければならない。すべてのクラシコと同じであらゆるすべての細かいディテールだ」。
セットプレーがカギになる?
「最近2年で我々はリスタートを良い形でやって来ている。我々にはモドリッチとアルダという良いフリーキッカーがいて、セットプレーからたくさんのゴールを挙げているリュディガーが欠けているがチュアメニというヘディングが得意な選手もいる。カウンターで高い守備ラインにどうダメージを与えるか、オフサイドラインに注意する、、、といった重要な要素がいくつもある。我々はそれを研究し選手たちと話して来た。もし彼らが私の話を聞いたのなら上手く行くだろう」。
リーガ優勝
「リーガを制すのはとても厄介。チャンピオンズリーグほどではないが継続性が必要で、それを成し遂げるのは明日の試合がどうなるかで説明することができるだろう。もし彼らが明日勝つなら相手が我々より優勝の可能性が高くなるが、もし我々が勝てばリーガの優勝争いは開かれ、最後の3試合であらゆることが起こり得る」。
チャンピオンズリーグ敗退がバルセロナに影響する?
「フットボールはそういうもの。打撃を受けたときは大きなリアクションとリハビリのチャンス。影響を受けるのは普通だが、サッカーの世界ではすぐにリアクションを起こすチャンスを与えてくれる。私は試合を見たが、特徴の違うチームの間でファンタスティックで力が拮抗し争う試合だった。インテルを祝福しなければならないが、バルセロナは決勝へ非常に近いところにいた。もし勝っていたら誰も何も言えなかっただろう。PSGとインテルを祝福しなければならない。なぜなら素敵で力の差がない決勝を戦うだろうし、現状で本命はいない」。
ロドリゴ
「1週間を通して良い練習をし、先週の風邪の症状から回復しているところ。多くの選手が出場できないから先発メンバーのオプションはあまりない。アルダのように我々にとって彼は重要なオプション」」
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センターバックが負傷した場合の替えは?
「ハコボとバジェホがベンチにいて出場できる。彼らはセンターバックの替えになり得る」。
自身の将来についての噂
「選手たちを準備する必要性がないからこういう試合に準備するのは難しくない。どうプレーするべきか可能な限り明確なアイディアを与えなければならない。周囲で起こることは今週何の影響もない。我々の状態は良く、大きな自信がある。問題はゼロ」。
マドリードとの蜜月関係が終わる?
「このクラブと蜜月は決して終わらない。ずっとそうあり続ける。
レアル・マドリードとACミランは他に私がいたチームより私の心に残り続けるし、私はここでとても良い形で感じることになる。蜜月関係は私の人生の最後の一日まで続く」。
ここで指揮した349試合の中で忘れられない3つは?
「リスボン、パリ、ロンドンは忘れることがないだろう。我々は多くの試合でうまくやって来たが、いくつかは自分たちがピッチでやったことを忘れた方がいいものもある」。
あなたがレアル・マドリードのDNAを代表する最高の監督?
「分からない。レアル・マドリードはここで働くすべての人たちから 特別な取り組みの姿勢にふさわしいクラブ。それが私が日々やろうとして来たこと」。
シャビ・アロンソ
「彼がバイエル・レバークーゼンから去るという記事を読んだ。彼はそこでファンタスティックな仕事をし、あらゆる可能性が開かれている。なぜなら世界有数の監督の1人だということを証明したのだから」。