ダービーはドローで終わった。後半に2ゴールが生まれ、ともにセットプレーからの得点だった。78分にアトレティコが先制、グリーズマンが蹴ったFKからのヒメーネスがヘディングで決めた。同点劇は85分。モドリッチがCKを蹴り、カンテラ選手のアルバロが美しいヘディングでオブラクを破った。
プレーのリズムが低調だった前半にはほとんど好機と言えるものがなかった。それでも最初のチャンスは我らのチームが掴む。9分、アセンシオのロングレンジからのシュートはオブラクが防いだ。アトレティコの反撃は13分後で、こちらもロングシュートだった。カラスコが放ったシュートはクルトワが横っ飛びで阻んだ。
ビデオ.1-1: ダービーは引き分け
ハーフタイムを経ても試合のシナリオは変わらなかった。ボールは引き続きアンチェロッティ監督のチームが保持したが、最初の得点機はアトレティコ。61分、グリーズマンがゴール正面からシュートしたがゴールの枠をわずかに外れた。2分後にバルベルデがロングシュートを放ったがスコアを動かすには至らなかった。続くプレーでアウェーチームは一人少なくなる。コレアがリュディガーに対するアクションで一発退場になった。
試合は続き、アトレティコがセットプレーから先制点を挙げる。78分、グリーズマンがフリーキックを蹴りヒメーネスがヘディングでゴールネットを揺らした。反撃が必要な状況となり、レアル・マドリードは84分、チュアメニのロングシュートと、オブラクの反応で阻まれたもののカマビンガがあわや得点のシーンを作った。奇しくもそのGKが逃れた2本目のシュートのあとのCKから1-1となる。モドリッチがこれを蹴り、カンテラ選手のアルバロが美しいヘディングシュートでアウェーチームの守護神を破った。サンティアゴ・ベルナベウでデビューしたカスティージャ所属選手の初得点だった。そこから試合終了まで我々のチームは仕掛けたが決勝点を決めるには至らなかった。
ヒル・マンサーノ(エクストレマドゥーラ州協会)、線審:ネバド・ロドリゲス、マルティネス・ニコラス、第4審判:コネへーロ・サンチェス、ビデオ・アシスタント・レフェリー:ハイメ・ラトレ(アラゴン州協会)