レアル・マドリードがリーガで最も難しいアウェーゲームのひとつであるサン・マメスで重要な勝利を達成した。ベンゼマが前半に素晴らしいゴールを決め、クラブ史上のリーガ得点ランキングでラウールと並び2位になると、さらに終了間際にクロースが追加点を挙げ、アスレティック相手に勝ち点3を獲得した。
立ち上がりはアスレティックのインテンシティが高かったが、最初のチャンスはマドリードに訪れる。7分にメンディのマイナスのパスからベンゼマが左足でシュートを打つが枠上を越えていった。その3分後、パレーデスのヘディングシュートをクルトワがダイブしてファインセーブした。さらにアスレティックにチャンスが訪れ、ニコ・ウィリアムズが遠くからカーブをかけたシュートを放ったがわずかに枠外。続いてベンゼマが非常に危険なシュートを打つも、パレーデスにクリアされた。
キャプテンのゴラッソ
前半半ば、ベンゼマが再び姿を見せ、アスレティック相手にゴールを決めた。バルベルデが右サイドからクロスを上げ、アセンシオが頭で触ったボールが後ろに流れ、バロンドール受賞者のベンゼマが素早く半回転してボレーシュートを放ち0-1にした。このゴールでラウールと並び、マドリード史上リーガ2番目に得点の多い選手になった(228得点)。アンチェロッティ監督率いるチームはその後も相手ゴールを狙い続けた。まずバルベルデが強烈なロングシュートを放ち、次のプレーでビニシウスJrの左足のシュートはウナイ・シモンに防がれた。
ビデオ.0-2:レアル・マドリードがサン・マメスで勝利
前半のインテンシティとテンポはハーフタイム後も落ちなかった。56分、アスレティックはニコ・ウィリアムズのシュートでチャンスを得るが、わずかに枠を外れた。しかし最も決定的なチャンスはその3分後にレアル・マドリードに訪れた。パレーデスのリバウンド後、ナチョが至近距離から放ったシュートはウナイ・シモンにセーブされた。我がチームは1時間が経過した後、リードを広げるチャンスを得た。バルベルデ、ベンゼマ、アセンシオの連携は良かったが、アセンシオのシュートはわずかに枠を捉えられなかった。
勝利を決定づけるクロース
その後も互いに攻め、アスレティックは77分にイニャキ・ウィリアムズのゴールで同点に追いついたが、グルゼタのオフサイドで取り消された。ホームチームにとって最高の時間帯となったが、マドリードは引くことなく、0-2という決定的なスコアにした。ロドリゴがバルベルデと連携した後にパスを送り、クロースがペナルティエリア手前からウナイ・シモンが防げない右足の正確なシュートを放った。アトレティコ(国王杯)とレアル・ソシエダ(リーガ)との激しい1週間を前に、素晴らしい勝利を達成した。