レアル・マドリードがコリセウム・アルフォンソ・ペレスで勝利し、リーガ優勝争いに向けて勝ち点3を追加した。公式戦11試合で10勝1分と無敗をキープするアンチェロッティ監督率いるチームは、試合開始直後にミリトンのゴールで勝利を手にした。ヘタフェで首位になって帰路に着くマドリードにとってブラジル代表DF帝王と呼ぶべきは大活躍を見せ、両ペナルティエリアで決定的な役割を果たした。
試合は開始直後、いきなりマドリードに有利な展開となった。3分にモドリッチが蹴ったCKからミリトンがヘディングシュートを放ちゴールネットを揺らした。得点後、我がチームは点差を広げるためゲームを支配し続けるも、ヘタフェにはその20分後に同点にできるチャンスがあった。しかし、アンジレーリの対角線上の強烈なシュートを、ゴールライン上にいたマジョラルは触れなかった。
ビデオ.0-1:マドリードがヘタフェに勝利
前半最後はアンチェロッティ監督率いるチームの時間となり、39分に再び得点するチャンスが訪れた。バルベルデのクロスがペナルティエリア内に入り、ロドリゴがヘディングシュートを打つがソリアにファインセーブされた。その3分後、ミジャがペナルティエリア内でビニシウスJrを倒し、マテウ・ラオス主審がPKの笛を吹いたが、VARから連絡が入り、その前のプレーでボールがタッチラインを割っていたため取り消された。
後半はさらにペースが上がり、早々にチャンスが訪れる。48分、チュアメニのPKスポットからのシュートがソリアに再びセーブされ、そのリバウンドからモドリッチがシュートを打つがアンジレーリにブロックされた。その1分後にホームチームが反撃し、アレニャがペナルティエリア外からシュートを放つもルニンの好セーブに遭った。そして57分にロドリゴがゴールを決めたが、VARの判定でオフサイドとなりゴールは認められなかった。レアル・マドリードはゲームをコントロールしながらチャンスを作り出す方法を探し続けた。そして77分、バルベルデが強烈なロングシュートでソリアを脅かした。それから最後までアンチェロッティ監督率いるチームは試合を支配し、ほとんど苦しむことなく今シーズンのリーガ7勝目を達成した。
マテウ・ラオス(バレンシア州協会)、副審:セブリアン・レビス、ポラス・リコ、第4審判:パレンシア・カバジェロ、VAR :メディエ・ヒメネス(カタルーニャ州協会)