今季無敗を続けているレアル・マドリードはサンティアゴ・ベルナベウでオサスナを下すことができなかった。ビニシウスJr.が前半の最後に我らのチームへ先制点をもたらし、アウェーチームは後半の立ち上がりに引き分けに追いついた。80分、決勝点になり得る場面でPKからのベンゼマのシュートはゴールバーを叩いた。
アンチェロッティ監督のチームはキックオフから試合を支配したが、オサスナは非常に手堅い動きを見せ前半ほとんどチャンスを与えなかった。最初の好機は30分ごろのビニシウスJr.のシュートでエレーラの手に収まった。反撃はその4分後でエリア内から逆サイドのゴールを狙ったアブデのシュートはゴールを外れた。
Vini Jr.がゴール
そこからレアル・マドリードは先制すべく仕掛けた。37分、ビニシウスJr.から始まった素晴らしいカウンターはアウトサイドキックでのクロスからベンゼマがボレーシュートしたがわずかにゴールの枠を捉えなかった。実際にスコアが動いたのは43分。ビニシウスJr. のクロスがゴールへ迫りエレーラを驚かせた。
ビデオ.1-1: ベルナベウで引き分け
後半は最悪の形で始まる。50分、キケ・ガルシアの後方へのヘディングによりオサスナが同点に追いついた。アンチェロッティ監督はバルベルデとカマビンガを投入し、マドリードは61分、ベンゼマが相手ライン間を狙ってパス、ロドリゴがエレーラと1対1になったがシュートはゴール上を越えた。奇しくもブラジル代表選手は5分後再び主役となりロングシュートを放ったがアウェーチームの守護神が好セーブで得点を阻んだ。我らのチームは決勝点を狙って攻め続け、80分にそれが現実的なものになった。
ベンゼマがゴールエリア内のプレーでダビド・ガルシアに倒され、VAR裁定のあとクアドラ・フェルナンデス主審はPKを宣告、アウェーチームのDFを退場処分にした。キャプテンがゴール前11メートルからシュートしたが、ボールはゴールバーを叩いた。アンチェロッティ監督のチームは最後まで仕掛け、87分にはビニシウスJr.がゴール正面からパワフルなシュートを放ったがエレーラが好反応で立ちはだかり、ロスタイムに入ってからのマリアーノのヘディングシュートはゴール上へ外れた。
ブラジル代表選手はレアル・マドリードの最多得点選手で、オサスナ戦でも改めてゴールを決めた。ラ・リーガはこの点で最も良い大会で、最近6試合で5点を稼いでいる