欧州王者がディフェンディングチャンピオンとしての初戦で堅固さを発揮し、セルティック・パークで勝利を挙げ今大会をスタートした。勝ち点3はこの試合のMVPに選ばれたトニ・クロースに指揮されたチームの素晴らしい後半のおかげだった。ビニシウスJr、モドリッチ、アザールがゴールを決め、レアルマドリードの6連勝を決定づけた。
セルティックが13分に最初のチャンスを作り、アバダがカウンターからクルトワとの1対1を迎えるもセーブされた。その8分後、マクレガーがペナルティエリア手前から放った左足の強烈なシュートはポストを直撃した。ホームチームが激しいプレスをかけ、30分に右膝負傷で交代を余儀なくされたベンゼマに代わりアザールがピッチに入った。そして前半終盤、我がチームは2回続けてチャンを作りあと一歩で先制するところだった。まず41分、カルバハルがクロスを上げたが、ゴールエリア内でのアザールのシュートは枠を捉えられなかった。その1分後、今度はアザールの素晴らしいスルーパスからビニシウスJrがハートと対峙したがファインセーブされた。
ハーフタイムに今度はフィジカル面に問題を抱えたミリトンがリュディガーと交代した。そして56分に全てが変わる。欧州王者はパリでの決勝でリバプール相手にゴールを決めた時と同じ選手でリードを奪った。バルベルデが右サイドから入れた素晴らしいクロスをビニシウスJrが完璧に合わせ先制した。これによりブラジル代表FWは4試合連続得点となった。さらにその4分後に0-2とする。アザールが素晴らしい個人技を発揮してペナルティエリアまでボールを運びモドリッチにパスを送った。これを受けたクロアチア代表MFはマドリードの選手としてチャンピオンズリーグ100試合目となる試合で残りの仕事をやり遂げ、DFをかわし右足アウトサイドでフィニッシュした。
我がチームが点差を広げる時間はまだ残されていた。クロースがカルバハルにボールを送ると、スペイン代表サイドバックはワンタッチでゴール前に折り返し、アザールのゴールをアシストした。さらに90分にロドリゴが4点目を決めるところだったが、ペナルティエリア手前からのシュートはわずかに枠を外れていた。欧州王者は素晴らしい勝利を飾りタイトル防衛を開始した。
ビデオ.0-3:欧州王者がグラスゴーで勝利し大会をスタート
ルカ・モドリッチがセルティック・パークでレアル・マドリードの選手としてチャンピオンズリーグ100試合出場を達成し、欧州王者の2点目を決めてそれを祝った。その間、クロアチア代表MFは同大会に5回優勝した。また交代する際にスタンディングオベーションを受けていた。
ブラジル代表FWは再び好調であることを証明し、セルティック・パークでレアル・マドリードの先制点を決め、4試合連続得点を記録した。バライードスでのセルタ戦に始まり、アウェーのエスパニョール戦、ベルナベウでのベティス戦とその流れが続いている。