レアル・マドリードはカンプ・ノウでのエル・クラシコでバルセロナを下し、チャンピオンズリーグでシャフタール・ドネツクにゴールラッシュを披露した (0-5)後の1週間をこの上ない形で締めくくった。アラバが公式戦で初ゴールとなる鮮やかな得点でアンチェロッティ監督のチームに先制点をもたらし、試合終了間際のルーカス・バスケスの得点で勝利を決定付け、最後のプレーでアグエロに点差を詰められた。チームはリーガでバルセロナに5ポイントの勝ち点差をつけ、守備では非常に手堅く、攻撃では効果的でエル・クラシコ4連勝を飾った。
最初のチャンスはキックオフから20分が経過したところで、アウェーチームはビニシウスJr.がミンゲサに倒されたことでPKを主張した。バルセロナの反撃は25分、デストがクルトワと1対1になったがシュートを上に外した。その7分後に0-1となるカウンターがアラバから始まった。後方でボールを奪いボールをコントロールするとビニシウスJr.へパス。ブラジル代表のアタッカーは美しいロングパスをロドリゴへ送り、ゴール前へ駆け上がったアラバへつないだ。エリア内へ入ったディフェンダーは左足でのパワフルなシュートを逆サイドネットへ突き刺した。マドリードのリードで前半が終了したがあわや同点の場面もあった。35分にメンフィスが蹴ったCKにピケが頭で合わせたがわずかにゴールを逸れた。
ビデオ.1-2: カンプ・ノウのエル・クラシコで勝利
エル・クラシコは非常に拮抗した戦いになり、それは後半に明らかなものになった。マドリードはそのスピードを生かしスペースへ攻め込み、62分にリードを広げるチャンスを迎える。モドリッチの美しいパスにベンゼマが合わせたがシュートはテア・シュテーゲンの手に収まった。時間は経過し、引き分けを狙うバルセロナはデストが左足シュートを放ったがゴール上を越えた。ここから先はレアル・マドリード守備陣が堅実さを披露、全てのラインが連携の良さを見せた。ロスタイムに入りルーカス・バスケスが2点目をマーク。アセンシオのシュートをテア・シュテーゲンが反応したボールを押し込んだものだった。なお最後のプレーでアグエロが点差を縮めるゴールを挙げた。
オーストリア代表のディフェンダーはマドリードの得点選手として公式戦での初ゴールを記録。それはカンプ・ノウで左足のパワフルでスペクタクルなシュートを決めるという盛大な形で実現させた。このシーンがレアル・マドリードへエル・クラシコ勝利の道筋をつけた
マドリードが1965年以降無かったエル・クラシコ4連勝を果たした。最初の勝利は2020年3月のベルナベウ(2-0)で、続いて2020年10月4日のカンプ・ノウ(1-3)、2021年4月10日のアルフレド・ディ・ステファノ(2-1)と連勝していた
サンチェス・マルティネス(ムルシア州協会)、線審:カバニェーロ・マルティネス、ガジェゴ・ガルシア、第4審判:マルティネス・モンタルバン、VAR:ゴンサレス・ゴンサレス(カスティージャ・イ・レオン州協会)