マッチレポート | 14/05/2017 | Alberto Navarro
延期されたセルタ戦、最終節マラガ戦を前に、C・ロナウドの2ゴールとナチョ、クロースのゴールでレアル・マドリードが勝利- リーガ
- 37節
- 日, 14 5


試合はセビージャが開始8分に最初のチャンスを掴んだ。しかしビトロのシュートはケイラー・ナバスがキャッチした。一方、その1分後、今度はモラタがGKと1対1のシーンを迎えるがGKセルヒオ・リコがセーブした。そしてこの試合の初得点は次のプレーで訪れる。アセンシオがペナルティエリア外で倒されFKを得ると、ナチョが誰よりもクレバーなプレーを見せ、すぐにFKを蹴ってゴールネットを揺らし全員を驚かせたのだった。
クリスティアーノ・ロナウドが追加点
チャンピオンズリーグ決勝進出を決めたレアル・マドリードはリードをキープしていたが、セビージャが20分にあと一歩で同点というチャンスを作る。しかしヨベティッチのシュートはポストを叩いた。一方、その2分後、ホームのロス・ブランコスがリードを広げた。アセンシオが中盤でボールを奪いカウンターを開始しシュートを放った。DFに直撃したそのボールをハメス・ロドリゲスが拾い、立て続けにシュートを打つがセルヒオ・リコがセーブ。しかしそのリバウンドをクリスティアーノ・ロナウドが蹴り込み2-0とした。
レアル・マドリードは公式戦62試合連続得点を記録中
セビージャは32分、ヨベティッチが素晴らしいループシュートでゴールを狙うもクロスバーに直撃した。しかしそれがセビージャの前半最後のチャンスとはならず、39分にヨベティッチが再び決定機を得る。しかしケイラー・ナバスが1対1で素晴らしい反応を見せCKへと逃れた。
スコアを縮めるヨベティッチ
後半はレアル・マドリードにとってこれ以上ない悪い形でスタートした。ヨベティッチが49分にペナルティエリア正面からのミドルでスコアを縮めたのである。その後、試合は拮抗するもロス・ブランコスが反撃を見せ、66分にはクリスティアーノ・ロナウドがFKからあと一歩でゴールという惜しいチャンスを作った。しかしそのシュートはセルヒオ・リコにパンチングで阻止された。
時間が経過し、レアル・マドリードは試合を終わらせるためにゴールを目指した。そして78分、クロースがボールを奪いペナルティエリアに進入しマイナスのパスを送ると、クリスティアーノ・ロナウドが左足ダイレクトで合わせセルヒオ・リコのゴールを再び破った。弧を描いたそのシュートはセビージャのゴール右上隅のクロスバーに当たりネットを揺らす美しいものとなった。そのゴールが最後ではなく、84分、ペナルティエリア内にオーバーラップしたナチョが左足でマイナスのパスを送ると、クロースが右足アウトサイドでうまく合わせて追加点を記録した。レアル・マドリードはそのまま4-1で勝利し、リーガも残り2試合となった。今度は次の水曜日にセルタとビーゴでその初戦を戦うことになる。