マッチレポート | 22/11/2016 | Alberto Navarro (Lisboa)
2得点でスポルティング・クラブ・デ・ポルトガルを破ったマドリードは、次回ベルナベウでグループ首位を賭けてボルシア・ドルトムントと対戦することになった- チャンピオンズリーグ
- 5節 (グループリーグ)
- 22/11/2016


前半は拮抗した展開に。レアル・マドリードはより高いポゼッションを手にしたものの、スポルティングは良い対応で崩れなかった。ベイルとクリスティアーノ・ロナウドが動き回り突破口を作る。29分、モドリッチのプレスキックを受け、ロナウドがPKスポットからシュートを放つ。このこぼれ球をバランが素早く反応、左足のキックでルイ・パトリシオを破った。
レアル・マドリードが20回連続でチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに進出
ロス・ブランコスは先制したものの、その3分後には同点に追い付かれてもおかしくなかった。ジェルソン・マルティンスの個人技からブルーノ・セザルにボールが渡りシュートが放たれたが、これをラモスがヘッドで防ぎコーナーキックに逃れた。さらに41分、再びブルーノ・セザルが主役を務める。フリーキックからのシュートはセンチ単位でケイラー・ナバスが守るゴールマウスを逸れた。前半終了間際にもホームチームがチャンスを作ったが、マドリードの守護神はアリエン・シウバのシュートを見事なセーブで防いだ。
怪我
後半は複数のアクシデントがあった。マルセロとベイルがドクターの措置を受けなければならない事態になった。ウェールズ代表選手はプレー続行ができず、ジダンは58分にアセンシオをピッチに送り出した。7分後、スポルティング・クラブ・デ・ポルトガルが退場者を出す。ジョアン・ペレイラがコバチッチに対し暴力行為に及んだためだった。
ベンゼマが決着
試合は白熱し、80分にはコエントランのエリア内でハンドしたとして主審がPKを宣告。アリエン・シウバがこれを決め、残り10分どちらが勝ってもおかしくない激しい10分が幕を上げる。しかしこの戦いを制したのはレアル・マドリード。87分にセルヒオ・ラモスがセンタリング、ベンゼマが頭で合わせルイ・パトリシオにとってはどうすることもできないシュートが決まった。レアル・マドリードはラウンド16への進出を決め、ベルナベウでのグループリーグ最終節のボルシア・ドルトムント戦でグループ首位を賭けて戦う。