マッチレポート | 20/09/2014 | Alberto Navarro
ロナウドのハットトリック、ベイル、チチャリートの2得点、エクセレントなハメスのゴールでレアル・マドリードはリーガのアウェー戦、初の8得点勝利。- リーガ
- 4節
- 土, 20 9


白熱した手に汗握る高いリズムで行われた前半。7分の間にクリスティアーノのゴールからハメスのゴールで試合は大勢が決まった。29分、アルベロアの右クロスに、ポルトガル人FWは滞空時間の長い、誰よりも高いジャンプから逆サイドにヘディングシュートを放ち、マドリードが先制。数少ない無得点のスタジアムであったリアソルから、ついに得点を記録した。
ハメスはリーガ、CLでマドリード初得点を決め、1週間の戦いを終える。
2点目はマーベラスだった。ハメスはエリア付近でボールを受け、顔を上げると、リアソルの誰もがクロスだと思った瞬間、ゴール隅に完璧なシュートを放ち、ルクスを破る。スペクタクルなコロンビア人MFのシュートは、ファインゴールでリーガ初得点となった。大きなダメージをデポルに与えたが、アノエタの教訓からロス・ブランコスは手を緩めることなく、ハーフタイム前に3点目を決める。マルセロからベンゼマへスルーパス。エリアの20m手前でGKルクスに倒されるが、こぼれ球を拾ったクリスティアーノ・ロナウドが41分、GK不在となったゴールマウスに左足で押し込んだ。
2試合で13得点
後半直後、デポルティーボは点差を縮める。ルイシーニョの左クロスをクエンカがヘディングシュート。ボールはラモスの右腕に当たり、PKが宣告される。腕は体についており、議論を呼ぶものだが、51分、1点を決める。1-3としたことから、ホームチームは逆転劇を信じ始める。だが、その思いは一時しか続かず。ベイルがマークを外したのを見たマルセロからパスが出ると、ウェールズ代表は再びルクスを破るシュートを決める。この得点はガリシアのチームの逆転への思いを断ち切るものとなった。
マドリードの破壊力がこの日は爆発。リズムを落とすことなく、点差を広げていく。74分、モドリッチと交代したイスコのパスからベイルがこの日2点目を記録。その4分後、ハメスのボールカットからクリスティアーノにボールが渡り、左サイドから強烈なシュートを決め、ハットトリックを達成。
84分にはトチェが得点を決めたが、チチャリートがマドリードのゴールショーの最後を飾る。88分、エリア内で左足を振り抜き、ゴール左隅に叩き込み、マドリード初ゴールを決めると、4分後には、メキシコ人FWのシュートはDFに当り、ルクスの上を超えてネットに。マドリードは歴史的な大量得点でリアソルを去る。これまでクラブの歴史の中で、リーガのアウェー戦で8得点を決めた試合はなかった。リーガでの巻き返しの感触を掴んだチームだが、まだ、その反撃は始まったばかりだ。