ニュース | 19/06/2014 | C.トルヒージョ
ロス・ブランコスは地元ファンの前でバルセロナ戦の初戦勝利を信じているウニカハとのハードな戦いを制したあと、マドリードはバレンシア・バスケットを第5試合の最後の1秒で下したバルセロナと対戦することになった。パラシオでは最初の2試合が行われる。ロス・ブランコスは驚異的な攻撃陣を抱え(1試合平均88,3ポイント、対するバルセロナは76,3)、2連勝してパラウへの乗り込みを目指す。
13−14シーズンでバルセロナと戦った2タイトル
パスクアル監督率いるチームにとってはファイナル・フォーの大敗(62−100)、そして国王杯決勝の最後の1秒での敗戦(76−77)といくつもの苦い思いを味わっている。ほかあと2勝はリーガ(98−84)とスーパーカップ決勝(79−83)となっている。
過去、ホーム開催権を獲得したチームは71,4%の確率でタイトルを勝ち取っている
対戦成績で相手を上回っているものの、ラソ監督は勝ち誇ったものとはほど遠い発言をしている。「タイトルを勝ち取るには我々の最高レベルでプレーしなければならない。我々は自分たちのファンのサポートを必要としており、地元で戦う利点を生かして行く」。監督は引き続きドラッパーを起用できないが、マラガの最後の試合で負傷したスローターは出場可能。さらにアルベルト・マルティンが招集メンバーのリストを埋めている。
バルセロナは良い状態で試合に臨むことになる。マルセリーニョとトミッチは好調。またプレーオフで3番目の評価ポイント、4番目のポイントを挙げているナバーロを忘れることもできない。さらにナックバー、オレソン、ドーシーも良い働きぶりを見せている。
キャプテンたちの決定力
セルヒオ・リュルはこれまでの勝ち抜けで様々な記録を破って来ている。プレーオフで最多ポイント(15)、最高評価、決勝進出のポイントガードとしては最多アシスト、さらにチームメイトのセルヒオ・ロドリゲスと並びトップクラスのボール奪取数を誇っている。バレアレス州出身の選手は絶好調で、タイトルを勝ち取ってシーズンを終えたいと願っている。
彼とともにいるのがプレーオフトップのポイント(13,8)、最多のオフェンスリバウンドを記録しているレジェス。バルセロナ戦ではレアル・マドリードにとって通算32回目、また93−94季以来果たされていない2年連続のリーガタイトル獲得のため大いに期待が寄せられている。
招集メンバー:
ポイントガード:リュル、S.ロドリゲス、アルベルト・マルティン
シューティングガード:キャロル
スモールフォワード:ルディ、ダーデン、ディエス
パワーフォワード:レジェス、ミロティッチ、スローター
センター:ボウロウシス、メジュリ