マッチレポート | 26/06/2014
試合終了前の1分で勝負が決まり、バルセロナにリーガ優勝を譲った- リーガ・エンデサ
- 4 (決勝)
- 木, 26 6


レアル・マドリードは序盤から快適に試合を進めることができなかった。相手ファンの圧倒的な空気が会場を覆うなか、ロス・ブランコスはルディが好調でナックバー、ナバーロ、トミッチが引っ張るバルセロナを防ぎに行く。ポイントが拮抗して進むなか、ホームチームがまず+8のリードを奪った(18−10、7分)。
途中出場したメジュリはあらゆる面で激しいプレーを見せマドリディスタに発奮を促す(20−16)。ダーデンはリバウンドで持ち味を発揮した。しかしスリーポイントショットの成功度が低くアスルグラナにリードを許して第2クォーターを迎えることになった(25−19)。
バルセロナは再び6,75mラインからの冴えを見せた(このクォーターで4本成功)。まずレジェスとメジュリ、そのあとボウロウシスが不利な展開を持ち直していく。とはいえバルセロナは点差を+10とする。ロス・ブランコスの反撃はルディとボウロウシスが牽引しハーフタイムまでに47−42と追い上げた。
スリーポイントショットの成功率が勝敗を分ける決定的なものに。ホームチームが47%だったのに対し、ロス・ブランコスは19%だった
ハーフタイムでマドリードは通算成績を引き分けに戻すことが可能とのイメージを描き、後半開始すぐに49−47とした。ここでいくつかの判定が議論を呼ぶことになり、抗議したパブロ・ラソが退場処分を受ける。フリースローから点差は+12に。しかしマドリードは勝負を諦めず、第3クォーターの最後で点差を8に縮めた(65−57)。
勝負を決めるプレー
最終クォーターでメジュリが怪我で退場せざるを得なくなったが、ロス・ブランコスは意地を見せる。問題はいろいろあったが反撃を展開、再び接戦を演じた。ミロティッチの決定率が高く、マドリディスタは終了1分前で同点に追いつく(76−76)。残り21秒のところでランペがスリーポイントショットを決め、バルセロナにリーガタイトルがもたらされた(83−81)。
F C. BARCELONA 83 (25+22+18+18): Huertas (9), Navarro (14), Papanikolau (3), Nachbar (10) y Tomic (22) –スターター--; Pullen (-), Sada (2), Oleson (10), Abrines (8), Lampe (3) y Dorsey (2).
REAL MADRID 81 (19+23+15+24): Llull (8), Rudy (13), Darden (6), Mirotic (11) y Bourousis (12) --スターター--; Reyes (11), Sergio Rodríguez (5), Díez (0), Mejri (10), Slaughter (-) y Carroll (5).