マッチレポート | 25/09/2013 | アルベルト・ナバーロ
ここまでリーガで4勝無敗だったレアル・マドリードが、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの2ゴールにより、アトレティコとのマドリード・ダービーを3日後に控えたエルチェ戦で辛うじて勝ち点3を手に入れた。- リーガ
- 6節
- 水, 25 9
マルティネス・バレロ


リーガで24年ぶりにエルチェと顔を合わせたレアル・マドリードは、5節を終えて4勝でこの試合に臨んだ。地元ファンの後押しを受けたホームのエルチェは、マドリードにボールを持たせながらも得点機はつくらせないという、非常に戦術的な統率ある戦いを見せた。
試合はハイテンポで進み、最初の15分で両チームとも2回ずつ好機を迎えた。エル・ブランコはロナウドがペナルティーエリア端から2本の枠内シュート。一方でGKディエゴ・ロペスも2度にわたってセーブを強いられた。
試合が進むにつれてボールを支配するようになったマドリードだったが、よく組織された相手を崩すには、予想外のプレーが必要なこともわかっていた。そして39分、その作戦が成功しそうになる。モドリッチが守備を切り裂く見事なパスをディ・マリアに通す。ディ・マリアはボールを宙でうまくコントロールしたが、シュートはGKマヌ・エレラを破れなかった。こうしてエルチェの本拠地マルティネス・バレロでの戦いは後半へと持ち越された。
試合はハイテンポで進み、最初の15分で両チームとも2回ずつ好機を迎えた。エル・ブランコはロナウドがペナルティーエリア端から2本の枠内シュート。一方でGKディエゴ・ロペスも2度にわたってセーブを強いられた。
試合が進むにつれてボールを支配するようになったマドリードだったが、よく組織された相手を崩すには、予想外のプレーが必要なこともわかっていた。そして39分、その作戦が成功しそうになる。モドリッチが守備を切り裂く見事なパスをディ・マリアに通す。ディ・マリアはボールを宙でうまくコントロールしたが、シュートはGKマヌ・エレラを破れなかった。こうしてエルチェの本拠地マルティネス・バレロでの戦いは後半へと持ち越された。
ゴール前11メートルからのロナウドは阻止不能
前半と同じく、後半最初の得点機はアウェーのマドリードに訪れた。47分、ベンゼマとケディラの連係から後者がシュートまでいったが、惜しくもクロスバーを越えた。引き続き先制点を狙っていたマドリードは、51分になってついに待望のゴールを奪う。遠めからのFKをロナウドが直接狙い、エルチェの壁の隙間を通してマヌ・エレラを破った。
難関は突破。これでエルチェは同点弾を求めて出てこざるをえなくなったため、エル・ブランコにカウンターから勝負を決定づけるチャンスが生まれる。しかしロスタイムに入って、ボアキエのヘディングシュートで同点に追いつかれてしまう。試合は引き分けで終わるかと思われたが、土壇場になってカルロス・サンチェスがペペにファウルを犯したとしてムニス・フェルナンデス主審がPKを宣告。これをロナウドが沈め、3日後にサンティアゴ・ベルナベウでアトレティコとのダービーを控えるレアル・マドリードが、3連勝を収めた。
25
ディエゴ・ロペス GK