ポジション：MF
レアル・マドリードでの出場数：336
得点：31

カルロス・エンリケ・カゼミーロはレアル・マドリードの歴史において、成功に満ち溢れた最も重要な時代のひとつで決定的な役割を果たした。チャンピオンズリーグに5回優勝し、直近4回の決勝は先発出場してクロース、モドリッチとともに後世に語り継がれる中盤を形成した。カゼミーロはサンパウロから我がチームにやって来た。20歳の時の2013年1月にカスティージャを補強するために加入し、4月20日にレアル・マドリードデビューを果たした（ベティスに3-1勝利）。
 
2013-14シーズン、トップチームのメンバーの一員としてデシマ（10回目のチャンピオンズリーグ制覇）と国王杯優勝を達成。翌シーズンはポルトにレンタル移籍してプレーし、2015年夏にレアル・マドリードに復帰してレジェンドとなった。カゼミーロは336試合に出場して31得点を記録し、18タイトルを獲得した（チャンピオンズリーグ5回、クラブワールドカップ3回、UEFAスーパーカップ3回、リーガ3回、国王杯1回、スペイン・スーパーカップ3回）。またブラジル代表で南米選手権を1回優勝している。
 
2022年のUEFAスーパーカップで最優秀選手に選ばれたカゼミーロは、マドリディスモの記憶の中で永遠にコミットメントと最後まで戦う闘争心を表す存在となるだろう。我がクラブのために全てを捧げてきた模範的な選手である。