国王杯決勝に向けた第1戦

5月6日にセビージャのラ・カルトゥハで開催される国王杯決勝まであと2試合となった。今夜サンティアゴ・ベルナベウで行われる準決勝第1戦（スペイン時間：木曜21時、日本時間：金曜5時）に臨むレアル・マドリードにとってバルセロナが最後の関門となる。

もしマドリードが4月5日（水）にカンプ・ノウで行われる第2戦に向けてアドバンテージを得たければ、集中力を最大限に高めて臨まなければいけないことを自覚している。アンチェロッティ監督は試合前日の記者会見で「完成度の高い試合をやるためには個性と勇気が必要だ」と説明した。イタリア人指揮官はアラバとメンディを怪我で起用できない一方、今回のクラシコの招集メンバーでロドリゴを復帰させた。

「このチームはタイトルに近づくと熱が高まる」とアンチェロッティ監督は語った。さらに今季戦った15試合で無敗（11勝4分）を維持するサンティアゴ・ベルナベウで戦うとなるとなおさらである。またレアル・マドリードはその15試合のうち14試合で得点を挙げている。

ライバル
今季互角のバルセロナが対戦相手となる。ベルナベウで行われたリーガのクラシコで我がチームが3-1で勝利した一方、スペイン・スーパーカップではバルセロナが勝っている。シャビ監督率いるチームは2連敗後にこの一戦に臨むことになる。