アンチェロッティ：「早い時間帯の失点とPKの失敗が我々に大きな影響を与えた」

カルロ・アンチェロッティ監督がリーガ第20節の試合が終わった後、エスタディオ・マジョルカ・ソン・モッシュで行われた記者会見に出席した。「順位という点で非常に痛い敗戦だ。予想通りの試合だったし、我々はその準備をしていた試合だった。しかしファールが多く、些細なことが決め手になるタフなゲームだった。悪いパフォーマンスではなかったが、早い時間帯の失点とPKの失敗が我々に大きな影響を与えた」

「試合のアイディア自体は悪くなかったが、いつもと違う中断の多い試合だったし、前半は冷静さを欠いていた。この後クラブワールドカップに行くのでそれに集中する必要がある」
 
ビニシウスJr
これまでに起きていること、そして今起こっていることは全てビニシウスJrのせいではない。彼はサッカーをやりたいだけなのに、彼を挑発したりファールをする選手が存在する。彼はスポットライトの当て方を変える必要がある。我々はビニシウスJrに焦点を当てるのではなく、今日の試合やこれまで彼に起こったことを考えなければならない」

クロースとモドリッチがスタメン外
「クロースはバレンシア戦の後、フィジカル面に問題があったので先発しなかった。今、問題が山積みなので、それを避けるのがベストだった。モドリッチも同様だ。彼は72時間以内に試合に出ていたのでリスクは冒したくなかった。チームはエネルギーという点で特に後半は素晴らしい試合をした」

クルトワの欠場
「ウォーミングアップ中に打撲し問題があったので変更し、プレーさせなかった。明日様子を見るつもりだ」

全ての試合の重要性
「全ての試合が重要だ。我々には考える時間がない。この後クラブワールドカップがあるので勝利したい。その後、リーガを再開し最後まで戦うつもりだ。まだ終わっていない。試合はたくさん残されている。今日我々に起こったことはどのチームにも起こり得ることだ」

中断
「ファールかそうでないか、カードを出すかどうかはレフェリーが決めるが、今日はファールが繰り返されていたことを忘れていた。すごく悪いファールではなかったが、それが何度も繰り返されればイエローカードになる。しかし前半、我々がイエローカードを2枚もらったのに対し、マジョルカは0枚だった」

PK失敗について
「アセンシオとロドリゴの間でPKに関する迷いがあったが、ロドリゴはワールドカップでの失敗の影響が精神面に少しあったかもしれない。私は1人目にベンゼマ、2人目にベンチにいたモドリッチを選んでいた。その後は同じくベンチにいたクロース、そしてアセンシオとロドリゴだ。PKのキッカーを選んだのは私だよ」