チャンピオンチームが臨むリーガ最後のアウェー試合

レアル・マドリードが明確な形で制したリーガも閉幕まであと2試合。34節のエスパニョール戦チャンピオンとなった我らのチームはラスト2戦となる最後のアウェー試合、カディスと対戦する（スペイン時間：19時30分、日本時間：翌日2時30分）。目標は新たに勝ち点3を追加し、パリでの決勝を前に実戦のリズムを維持していくことになる。

ヌエボ・ミランディージャでの試合へどう向かって行くのかという見本は、今週木曜のレバンテ戦での試合ぶりになる。アンチェロッティ監督のチームはその得点能力を発揮、ピチチのベンゼマが改めて際立った動きをしたほか、ビニシウスJr.が自身初のハットトリックを達成した。

「集中力と責任感、激しさを持たなければならない。それはカディス戦で良いプレーをし勝つようにするのに役立つ」とイタリア人指揮官は試合へ向けて語った。今節へ向けてはこれらの選手たちが戦うことになる。マドリードはアウェーでリーガ最多ポイント（勝ち点41）、最多勝利（13勝）、最多ゴール（35点）を挙げているチームであることを改めて証明する機会になる。
 
残留争いの真っ只中
カディスは1部残留へ向けて戦っている。セルヒオ・ゴンサレス監督率いるチームは前節レアル・ソシエダ戦で敗れ、降格圏から勝ち点2上回る17位につけている。リーガ成績は7勝14分け15敗。7ゴールのネグレドが国内リーグでのチーム最多得点選手となっている。