マッチレポート | 05/06/2016 | Javier García
ロス・ブランコスの聖地は、レアル・マドリード・レジェンズとアヤックス・レジェンズが対戦した7度目のコラソン・クラシック・マッチを楽しんだ。- Corazón Classic Match
- コラソン・クラシック・マッチ 2016
- 日, 05 6
3
1レアル・マドリードとアヤックスのレジェンドたちは、期待を裏切らないパフォーマンスを見せてくれた。結果も3-1と楽しめるものとなり、フィーゴ、マクマナマン、ブトラゲーニョが得点。レアル・マドリードのファンはラウールのループシュート、ロベルト・カルロスのオーバーラップ、フィーゴのクロス、グティのヒールといった妙技を再び楽しむことができた。だが、試合はアヤックスが先制する。左サイドのオーフェルマルスのクロスをロベルト・カルロスがクリアするも、ボールはセードルフにあたりそのままゴールラインを割った。
マドリディスタのゴール
先制されたものの、レアル・マドリードが試合を支配していた。マクマナマン、グティ、フィーゴが相手ゴール前で連係プレーを見せ、オランダチームのゴールを脅かしていた。ポルトガル人FWはこの試合の中で好パフォーマンスを見せていた1人で、2度のチャンスは逃すも3度目の正直でセカンドボールを叩き込み、1-1の同点弾を生み出した。レアル・マドリードは粘り強くゴールを目指し、その少し後にスコアボードの数字を逆転させることに成功する。ラウールのサイドへのパスからフィーゴがクロスをあげ、マクマナマンがヘディングでファン・デル・サールの守るゴールを破り、2－1で前半を折り返す。
クラシック・マッチ初参加のラウールが、最も注目を浴びた選手の１人に。
後半、過去の試合同様に両チームとも大きくメンバーを入れ替える。セードルフは前半はレアル・マドリードでプレーし、後半はアヤックスの選手としてプレー。レアル・マドリードの攻撃は前半と変わらぬ強さを見せる。ラウールの好プレーからフィーゴ、そしてロベルト・カルロスが3点目となってもおかしくないチャンスを作り出した。
時計の針は刻々と進んでいき、両チームとも多くのチャンスを作りながらもゴールはなかなか生まれない。アヤックスはロナルド・デ・ブールがチャンスを作り、マドリードはソラーリがゴールを狙う。レジェンドたちが現役時代を彷彿させる巧みなプレーを見せると、スタンドはウェーブでこれに応えて試合を盛り上げた。アヤックスが同点に近づくチャンスを作り出したが、3-1と試合を決めるゴールを挙げたのはブトラゲーニョだった。社会貢献の意味から再び大きな成功を収めた今回のチャリティーマッチは、先日、逝去したヨハン・クライフ氏を追悼する試合でもあった。
3- レアル・マドリード・レジェンズ: ブーヨ、サルガド、ロベルト・カルロス、イエロ、フェルナンド・サンス、ベラスコ、マクマナマン、セードルフ、フィーゴ、グティ、ラウール。途中出場：コントレーラス、ジョレンテ、ブトラゲーニョ、イバン・ペレス、ダニ、アマビスカ、ソラーリ。
1- アヤックス・レジェンズ: ファン・デル・サール、ライツィハー、ヘイティンガ、ボハルデ、スワルト、リチャード・ビチュへ、ロナルド・デ・ブール、オーフェルマルス、ペレス。途中出場：セードルフ、ルーサー、クレーク、ムサンパ、ロブ・ウィツへ、タハマタ、スーンアーカー、ウォーター、オガラル。
得点:
0-1 (14分): セードルフ（OG）
1-1 (27分): フィーゴ
2-1 (31分): マクマナマン
3-1 (90分): ブトラゲーニョ