マッチレポート | 29/03/2014
ベイルの2得点とクリスティアーノ・ロナウド、マドリード選手として初ゴールのカルバハル、さらにモラタがそれぞれ得点を挙げてサンティアゴ・ベルナベウでラージョを下した。- リーガ
- 31節
- 土, 29 3


先制点は試合開始15分にもたらされたが、それ以前にも3分にベンゼマが相手ゴールキーパーと1対1になり、13分にはコエントランのセンタリングからアルビージャのクリアがあわやゴールに入る場面など得点チャンスは訪れていた。ゴールシーンは美しいもの。ベイルがボールをキープ、クリスティアーノ・ロナウドにパスを通すと、ゴール前に走り込んだエースが相手守護神のルベンを破りゴール逆サイドにシュートを決めた。
クリスティアーノ・ロナウドは今季リーガで6節連続得点を決めた唯一の選手になった
ハーフタイム前にさらなる得点差をつけてもおかしくなかったものの、実際に追加点を挙げたのは55 分のこと。意外な選手がゴールを決めた。ベイルが右サイドからセンタリング、ゴールを背にパスを受けたクリスィアーノ・ロナウドが後方にパスを送り、走り込んだカルバハルが左足でボールを蹴り込んだ。カンテラ出身選手のマドリディスタとしての公式戦初ゴールになった。
記録に残る後半の4得点
すでに前半に得点シーンを迎えていたベイルが3点目を挙げた。クリスティアーノ・ロナウドを起点にしたカウンターは、ディ・マリアがドリブルで相手守備陣を崩し68分にウェールズ人が最後にボールを押し込んだ。2分後には再びベイルが逆襲から自身2点目を決めた。もしかするとこれが今日の試合で最も美しいプレーだと言えるのかもしれない。トラショラスが蹴ったラージョのコーナーキックをペペが頭でクリア、ボールを拾ったウェールズ人選手は自陣エリア付近でボールを抑え相手選手をかわすと、敵陣エリア内までドリブルで突進しゴール前からシュートでゴールを陥れた。
ただこの得点がこの日最後ではなかった。73分にベンゼマに変わってピッチに入っていたモラタが5分後に鮮やかなゴールを決めた。カンテラ出身選手はゴール正面やや左よりの位置から右足インフロントキックでボールをこすり上げると、ボールは守るルベンの手をかいくぐるようにしてゴール右上の隅に吸い込まれた。5得点さらに無失点で、4日後のボルシア・ドルトムント戦を前に気持ちの盛り上げを図る勝利となった。