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フロレンティーノ・ペレス:「パンデミックがあるとはいえ、クラブは31万3000ユーロのプラスの経済的成果を上げて2019/20会計年度を締め括った」

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ニュース | 20/12/2020

「我々は唯一無二の存在のクラブで決して諦めることはなく、サッカーで13回、バスケットで10回と計23回欧州チャンピオンになっている」と2020年クラブ定例総会の開会スピーチで発言
レアル・マドリードフロレンティーノ・ペレス会長が、COVID-19による健康上の問題から特別にオンラインで開催された2020年ソシオ役員総会で開会のあいさつを行った。会長は最初に「私たちの国と世界各地で我々を残して去っていった全ての人たち」、特に元会長のロレンソ・サンツ氏やサッカー、バスケットボールの元所属選手、ゴーヨ・ベニート氏、イコ・アギラール氏、フアン・クルス・ソル氏、マクナマラ氏を追悼。同じくコービー・ブライアント氏、マラドーナ氏、パウロ・ロッシ氏に対しても在りし日を振り返った。

「今回のパンデミックは我々の生活を変えました。我々は以前なら想像することが不可能な状態に直面しており、社会のあらゆる分野で深刻な影響を与えています。サッカー界ももちろんそうです。3月8日、我々は国の外出禁止令の前の最後の試合を戦いました。我々は非常に難しい現実を目の当たりにしており、その結果は現状で予測不能です。誰もが承知しているのは多くの困難が伴う長い道のりを進んで行かなければならないということで、この巨大な壁に直面しますが、我々は唯一無二のクラブで決して諦めることはなく、サッカーで13回、バスケットで10回と計23回欧州チャンピオンになっています」。
 
団結
「新しく我々は向かって行く方法は、これまで118年のこのクラブの長い歴史の中であらゆる難局に立ち向かってきたものと同じです。いつものようにソシオの団結とともに我々はそれを乗り越えて行きます。皆さんが改めて示して来たこの団結、責任感、忠誠心のおかげで我々はこの大きな挑戦に立ち向かって行くだけの力があると確認することができました。その団結は現在このクラブにある組織的な安定を我々に与えています。我々が取った全ての判断に対する皆さんの理解に感謝します。その中には我々のソシオ、ファンがいない状態で試合をするといった我々にとって最も難しい判断だったものが含まれています。世界最大のスポーツ組織のトップに立つ私たちの運営は厳格に基づいており、昨季は私たちの財政的信頼性を保証し続けるために大幅な費用の削減を実施しました」。

34回目のリーガ優勝とスペインスーパーカップ制覇
「我々の選手たちは常に皆さんの支えとエネルギーを感じて来ています。それにより34回目のリーガ優勝を果たすことができました。最も難しいリーガだったことは間違いありません。これは歴史的なことであり、全てのマドリディスタの記憶に残り続けることで、私たち全員が一生記憶に残るシーズンにファンを幸せにするために魂を残したプレーヤーもいます。我々はこのタイトルを誇らしく感じています。また責任ある模範的な形でこのリーガ優勝を祝う術を知っていたファンを誇らしく思います」。

「シーズンは2タイトル達成という形で終わり、そのことで我々の経歴はさらに偉大なものになりました。リーガと11回目のスペインスーパーカップ制覇も同時に歴史的なものです。なぜならスペイン以外、サウジアラビアのジッダで行われた初めてのタイトルですから。ここでは再びレアル・マドリードの普遍性の広がりを確認することができました。我々は最近10シーズンで19タイトルを勝ち取った勝利者のサイクルを楽しみ続けます。サッカーでは毎回難しさがあり競争が激しくなりますが、このデータは勝ち取ったもののスケールの大きさを強調するものです」。

チーム
「我々は、このチームが改めて例外的なものになっている今季で改めて偉大な挑戦に挑むことができると信頼を寄せ続けています。このチームはすでに我々の歴史の一部であり、我々の監督であるジネディーヌ・ジダンレアル・マドリードで11タイトルを手にしクラブ歴代2番目の勝利数を誇る指揮官になりました。監督そして選手としてシンボルで、ノベナ達成の時のゴールはチャンピオンズリーグ史上最高のゴールと考えられています」。

我々は、このチームが今季改めて偉大な挑戦に挑むことができると信頼を寄せ続けている

「勝ち取ったものの全ては並外れた選手たちを抱え、若い才能に賭けることができるスポーツ的な方針のおかげであり、ここまで我々に多くの成功をもたらしたモデルで、我々が常々ベルナベウ方程式と呼んできたものです。我々の計画は多くのタイトルをもたらし、また経営的な観点から適応しなければならなかったこの困難な時期に平穏さを持って当たることができました」。

カンテラ
「昨季我々には別の大きな喜びがもたらされました。我々の偉大なキャプテンの一人、ラウール・ゴンサレス・ブランコが率いるフベニールが初めてUEFAユースリーグを制しました。我々の全てが、スイスのニョンで開催された決勝戦でタイトルを獲得した若い才能の世代を見て楽しむことができました。健康被害がある状況でその他の大会は全て中止になりましたからこの大会が唯一参加可能でした。我々の伝説となった自分たちのカンテラ選手たちに対して私はその認識の言葉を送りたい気持ちです。我々のキャプテン、イケル・カシージャスが現役選手からの引退を発表しました。イケルは一つの象徴であり、マドリディスモの伝説の一つです」。

ベルナベウの改修
「我々はレアル・マドリードの歴史を超越したプロジェクトに取り組んでいます。それはすべてのマドリードファンにとって夢であるサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの改修です。着手から1年以上が経過し、21世紀の最高のスタジアム、世界のスポーツ、マドリッドの街、そして我が国の前衛的なアイコンの変革がどのように形作られているか我々は目の当たりにしています。これはレアル・マドリードのシンボルの一つで、世界中に何百万といるマドリディスタの誇りとなります。そのうえ我々のサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム、シウダー・レアル・マドリードは現在、世界のスポーツ施設の中で偉大なる象徴の一つになっています」。

女子チーム
「去る7月13日は我々のクラブで歴史的な一日になりました。この日レアル・マドリード女子チームが発足しました。レアル・マドリードはこうして世界的な象徴であることに貢献しています。この歩みは、我々のトップチームとともに女子国内1部リーグと女王杯を戦う希望とともに始まりました。加えてシニア、フベニール、カデテというカテゴリーのカンテラも組織されています。若い才能の発見と訓練と育成に取り組むという我々の哲学に忠実であり続けることを可能にするカンテラです」。

バスケットボール
レアル・マドリードはすべてのマドリディスタが自分たちの記憶に永遠に残す勝利サイクルの1つで主役の座を務めています。。昨シーズン、パブロ・ラソ監督に率いられた我々のチームは28回目のリーグ、そして6回目のスペインスーパーカップを勝ち取りました。そして今季、レアル・マドリードにとって7回目のスーパーカップを改めて勝ち取っての滑り出しとなっています。このチームは最近9シーズン合計で20タイトルをもたらしています。これまでに勝ち取ったタイトルはユーロリーグ2回、インターコンチネンタル杯1回、リーガ5回、国王杯6回、スペインスーパーカップ6回となっています」。

「また怪我を負っているクラブ所属のアンソニー・ランドルフ選手に対しできるだけ早く回復するよう、励ましのメッセージを送りたいと思います。すべてのマドリードファンが彼のそばにいます」。

クラブ経営
「我々が最近数年進めてきた運営により、非常に堅実な経済的解決力を維持することができました。これによりパンデミックの結果として我々が経験しているこの途方もない危機の中で、提示される困難なパノラマに平穏に立ち向かうことができます。当然ながら2019-2020会計年度予算はCOVID-19の影響を大きく受けています。これは今シーズンにも続く状況でありインパクトのあるものになります。事実、すべてのトップレベルのサッカークラブがこの経済的な大きなダメージを受けています。我々はこの状況の例外にはなりません。これらのコスト削減策によりクラブは2019-2020会計年度を締めくくり、31万3000ユーロのプラスの財務結果を達成しました」。
 
レアル・マドリード・ファンデーション
「今こそ厳粛さ、そして何よりも連帯の時です。我々は特にレアル・マドリード・ファンデーションを通して最もサポートを必要としている人たちに寄り添ってきました。我々の財団はすべての行政機関などと協力し、特にそれが最も必要とされた当初に、パンデミックの影響を軽減する目的で360万ユーロの寄付をしました。また我々のサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムは深刻な状況の中で、医療用品の供給のための前線基地になりました」。
 
将来
「サッカーはこの新しい時代に立ち向かわなければなりません。そこには、これまでずっとそうだったようにレアル・マドリードがいることになります。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が言うように、ファンにとって利益になるサッカーの優先事項は何なのかを常に見ています。サッカーの改革は長く待たれるものではなく、できるだけ早く取り組むべきです。欧州のビッククラブは世界中に何10億ものファンを抱えています。我々はこの変革のために戦う責任があり、この変化は連帯に基づいて直面しなければならないものです」。
 
社会貢献
「この力で我々は現在と将来に向かって行きます。レアル・マドリードは今後も常に連帯感を持った存在であり続けます。チームが試合をするたびにその人生を重ね合わせるファンに夢を与えるクラブ。人々は言語、文化、宗教、イデオロギー、社会情勢は全く違いながらもレアル・マドリードのもとで団結しています。そのクラブは唯一無二の存在で決して諦めない。サッカーで13回、バスケットで10回と計23回欧州チャンピオンのクラブ。ソシオ役員の皆さん、今これまで以上に、皆さんとご家族の皆様の健康をお祈りします」。

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