Benzema - Ballon d'Or 2022

2022年10月17日、カリム・ベンゼマがサッカー界の王様として戴冠した。2021/22シーズンをスペクタクルな形で過ごしたあと、フランスフットボール誌がレアル・マドリードのキャプテンにバロンドールを授与した。パリで行われた授賞式ではフィオレンティーノ・ペレス会長を筆頭とした我らのクラブから多くの代表者が出席した。ベンゼマは国際的な記者180人の投票を受けマネ、デ・ブルイネ、レバンドフスキを上回った。

ジダンの手から賞を受け取ったあとベンゼマは「このトロフィーを持つことは誇りであり子供の頃からの夢だった。個人賞だが、組織のものでもあり、僕にとってはみんなのバロンドール。マドリード、選手の全てに感謝する。なぜなら彼ら、ピッチで全力を尽くすために常に僕を後押ししてくれるファン、そして会長がいなければ不可能だった」。

フランス代表選手は、デシモクアルタ（14回目の欧州制覇）、35回目のリーガ優勝、12回目のスペインスーパーカップ制覇を果たしたレアル・マドリードを牽引、さらに15点、27点、2点を挙げ3大会で最多得点選手になった。そのうえ代表チームでのUEFAネーションズリーグ優勝に不可欠な活躍をした。ベンゼマはそれ以前にUEFA欧州最優秀選手賞を獲得していた。
 

式典ではモドリッチ、クルトワ、ビニシウスJr.、カゼミーロ、リュディガーが同賞の候補30選手の中に含まれていた。ドイツ代表DFは25位、ブラジル代表MFは17位、クロアチア代表選手は9位、ブラジル代表FWは8位、世界最高GKを決めるヤシン・トロフィーを獲得したベルギー代表GKは7位だった。一方カマビンガは21歳以下の最優秀選手を決めるコパ・トロフィーで2位だった。

バロンドールを獲得したマドリディスタたち
過去にバロンドールを手にした3選手、ジダン、ロナウド、フィーゴが式典でフロレンティーノ・ペレス会長、ベンゼマのそばにいた。表彰を受けたあと、フランス代表FW、クルトワはともに挨拶で仲間やファンに感謝のコメントをした。数日後に2選手はチームとサンティアゴ・ベルナベウで受賞報告をした。