エムバペのドブレテでベティスに勝利
Real Madrid
完了Betis
レアル・マドリードは後半、バルベルデの見事なアシストから先制点を含めたフランス代表選手の2得点で勝負を決めた

レアル・マドリードが代表戦ウィーク前にサンティアゴ・べルナベウ・スタジアムでベティスを下した。アンチェロッティ 監督のチームは後半に均衡を破った。エムバペが主役となりマドリディスタとして初のドブレテを達成、モドリッチと替わってピッチを去る際には盛大な拍手に見送られた。先制点はバルベルデの見事なアシストから仕上げを担当、2点目はビニシウスJr.が誘発したPKを決めた。
前半は得点が無かったもののアンチェロッティ監督のチームにはチャンスがあった。とはいえ最初に得点機を迎えたのはベティスで、10分プローのクロスにアブデがヘディングしたがシュートは外れた。レアル・マドリードの反撃はすぐにあり、20分にロドリゴが蹴ったCKからミリトンがヘディングで合わせたがルイ・シウバ好セーブで防いだ。4分後バルベルデのロングシュートはナタンに当たってコースが変わったが、ボールはGKの手に収まった。
ビニシウスJr.のシュートはポストへ
我らのチームは後半に入ってリズムを上げ、アンチェロッティ 監督のチームは今日で今季9点のうち8点とした。50分にはあと少しでその数字を上回るところまで行く。バルベルデが素早く攻撃を展開、ボールはビニシウスJr.へ渡りゴール正面から放ったシュートはジョレンテ、さらにゴールポストに当たった。1分後べルナベウは同じ顔ぶれでのプレーのあとPKを主張する。ビニシウスJr.がクロス、ボールは体から離れていたジョレンテの手に当たったがアルベロラ・ロハス主審はPKを認めなかった。
エムバペがドブレテ
試合はベティスのエリア近くで進み、56分にも象徴的なシーンが訪れる。ロドリゴがエリア内でボールを受け力強いシュートを放ったがルイ・シルバがパンチングで逃れる。1分後再び問題のプレーが起こる。サバリがエリア内でボールに触れることなくセバージョスを倒したがアルベロラ・ロハス主審は笛を吹かなかった。それまでの試合ぶりにふさわしいご褒美は67分にもたらされる。それは美しい流れの中から生まれた。ロドリゴがバルベルデへパス、ウルグアイ代表選手はゴール前でヒールキックを繰り出し前方へボールを送ると、走り込んだエムバペがファーストタッチで左足シュートを決めた。
我らのチームは75分に勝負を決める。ブラヒムがスペースへ走り込んだビニシウスJr.へパス、1対1となったルイ・シルバを交わしたがその後に倒された。アルベロラ・ロハス主審は一度はオフサイドとしたが、その後VARで映像をモニター確認したあとPKを宣告した。これをエムバペが決めてマドリディスタとして初のドブレテを達成した。89分には3点目が入ってもおかしくなかったが、ブラヒムの素晴らしいパスを受けてエンドリッキが放ったシュートをアウェーチームの守護神が止めた。レアル・マドリードがベルナベウで2勝目、アンチェロッティ監督のチームはリーガで36試合負けなしとした。.