ニュース. 24/11/2022
レアル・マドリードとマドリード市は、フロレンティーノ・ペレス会長とイサベル・ディアス・アジュソ氏の主宰によるセレモニーで、地下鉄サンティアゴ・ベルナベウ駅の近代化に関する提携合意を発表した。このプロジェクトの目的は特に、試合当日の利用者増に対応するための能力向上やユニバーサル・アクセスの確保、スタジアム周辺の改善である。最新技術を導入するだけでなく、駅のデザインをレアル・マドリードに関連した没入感のあるテーマが取り入れられる予定である。
フロレンティーノ・ペレス会長はこの提携の重要性を次のように強調した。「この提携により我々は、自分たちの街の象徴であり、我々全員にとって非常に大切な地下鉄駅の将来的な改修と拡張について協力し合うことができます。レアル・マドリードとマドリード市は近代的で誰もがアクセスしやすい、最新技術を備えた新しい駅を誇りに思うことができるでしょう」
「AVEと空港に接続されるこの駅は、世界中の何百万人もの人々がサンティアゴ・ベルナベウに向かう玄関口となり、マドリードとヨーロッパにおけるレジャーとエンターテインメントの前衛的な象徴となります」
「このプロジェクトはサンティアゴ・ベルナベウだけでなく、スタジアム周辺地域の変革の一端も担っています。既存の施設やサービスを改善することはもちろん、近隣住民や居住者の生活の質を向上させ、よりアクセスしやすく、より包括的で、より住みやすい街にすることを目指したものになります」
「マドリードはサンティアゴ・ベルナベウなくして語ることはできません。1947年12月14日にオープンして以来、この街の感動と歴史の一部となってます。何百万人もの人々が忘れられない夢や希望を分かち合ってきました。75年に渡りマドリードの歴史の一部となり続け、スペインの首都を訪れる人々がどこから来るかに関係なく、お気に入りの場所のひとつとなっています。人々にとってこのスタジアムは見ると興奮する場所になっています」
アジュソ氏:「この駅は世界有数のスタジアムと肩を並べなければなりません」
「この地下鉄サンティアゴ・ベルナベウ駅は世界有数のスタジアムと肩を並べるものでなければなりません。私たちはより近代的になり、キャパシティを増やし、より良い準備をすることを望んでいます。またこのプロジェクトは移動に不自由のある人も対象にしています」
「レアルマドリード はマドリードの生活と大きく関わってきました。このスタジアムは街のシンボルであり、普遍的な地域のシンボルになっています。この提携はマドリードの歴史、このクラブ、マドリードの地下鉄をひとつにするために重要なものとなります。サンティアゴ・ベルナベウの改修は21世紀のスポーツ施設のインセンティブ、建築の象徴、ランドマークとなるでしょう」
「工事は2023年末に開始される予定です。この駅にはより多くの技術が導入され、より良く仕上がり、より良いメンテナンスが施されることになります。昨年、この駅を利用した乗客は230万人を超えました。今回の改修は特にマドリディスタのために行われます」