レアル・マドリードが無敗を維持、レギア・ワルシャワ市営スタジアムでシャフタール・ドネツクと引き分けたあとチャンピオンズリーグのラウンド16進出を決めた。後半開始すぐのズブコフのゴールでウクライナのチームがリードしたが、ヨーロッパチャンピオンのチームは最後まで戦い、試合終了前のロスタイムでのリュディガーのヘディングシュートにより勝ち点1を獲得。これがグループリーグ勝ち抜けのために必要なポイントになった。アンチェロッティ監督のチームは次節のライプツィヒ戦で引き分ければグループリーグ1位が決まる。
マドリードは試合を支配したが、シャフタール・ドネツクは後方を固め最初の30分で許した得点機は1つだけだった。18分、ベンゼマが相手守備陣の背後を突きエリア内でボールをコントロールしたあと左足でシュートした。トルビンはパンチングでフランス代表選手のキックを弾き返した。ハーフタイムの前にアンチェロッティ監督率いるチームには得点するチャンスがあった。35分ベンゼマの見事なヒールパスからロドリゴがシュート、これはCKになった。
ビデオ.1-1: チャンピオンズリーグのラウンド16進出
後半は最悪の形で始まった。最初のプレーでズブコフがホームチームにリードをもたらした。48分にはあわや同点のシーンが。セットプレーからチュアメニがヘディングしたがわずかにゴールの枠を外れた。3分後こちらもCKからのプレーでベンゼマがゴールを狙うも反転しながらのシュートはゴール上へ。我らのチームはより前方からプレッシャーを掛け、残したスペースをホームチームがもう少しで有効利用しそうになる場面もあった。65分、カウンターからトラオレの放ったシュートはゴールバーを叩いた。
レアル・マドリードの反撃は8分後で、ゴール正面からのクロースのシュートはわずかにゴールを捉えなかった。より決定的だったのは87分のビニシウスJr.だった。ルーカス・バスケスの狙いすましたクロスをゴールエリアにいたブラジル代表選手はフリーでヘディングしたがシュートはゴールの上を通過した。同様に決定的だったのはロスタイムのリュディガーのヘディングシュート。ボールはセンチ単位でゴールへ向かわなかった。ただし数分後のプレーでドイツ代表DFはトルビンより先にボールへ到達、フィジカル能力を活かしてヘディングすると、チームのラウンド16進出を決めるために必要な勝ち点1をもたらした。
レアル・マドリードが無敗を継続、これで今季リーガ8試合、チャンピオンズリーグ4試合、UEFAスーパーカップ1試合と公式戦合計13戦で敗戦がない