マッチレポート | 21/02/2016 | Nacho Díaz (La Coruña) | 写真: Víctor Carretero
ラ・コルーニャでCBグラン・カナリアを破り現行の大会方式で3年連続優勝を果たした最初のチームになった。大会MVPにはアニョンが選ばれた- 国王杯
- 決勝
- 日, 21 2


キャロルのスリーポイントが決勝でのレアル・マドリードの最初のポイントとなったがその戦いぶりは堅実そのもの。ロス・ブランコスはアニョン−レジェスのコンビが鉄壁の働きぶりでグラン・カナリアはリングから遠く離れたところからしかショットを放てなかった。ポイントを挙げられたのはラバセダ(2スリーポイント)だけ。マチュリス(5ポイント、3リバウンド)とアニョン(6ポイント)がいつも通りの動きを見せるなか、レアル・マドリードは一時10点差を付けるなど最初の10分で6点をリードした(18−24)。
イエローチームの反撃
グラン・カナリアはカップ戦優勝を諦めることはなく、パブロ・アギラルがチームを後押しする(6ポイント)。一方レアル・マドリードはリバース(5)、レジェス(4)がチームを牽引、アニョンはオミッチを抑えリバウンドを制覇(5)、さらに攻撃に転じていった(4ポイント)。ただカナリア諸島のチームはバエスのスリーポイントショットなどで反撃、2点差まで詰め寄った(38−40)。
サンパウロでのインターコンチネンタル杯制覇のあとシーズン2つ目のトロフィー獲得
ロッカールームへ戻ったあと、試合は観る者の心を揺さぶるものになる。グラン・カナリアはこの試合でキャロルが再登場するまでに6−0とする。オリバーがカナリアチームを陣頭指揮する(5ポイント)一方、この大会で素晴らしい出来を見せたリトアニア人選手マチュリスは6,75mラインからの決定率は相変わらずで6点差にする(52−58)。ただパンゴスのスリーポイントショットにより黄色をシンボルにするチームも食い下がった(59−62)。
最後までギリギリの戦い
アニョンのダンク、セルヒオ・ロドリゲスのスリーポイントで8点差とする(59−67)。チャチョがロス・ブランコスの攻撃を統率、リバースのスリーポイントでこの試合で最多の点差+12となる。しかし心境著しいチームは勝負を諦めずオリバーとラバセダのスリーポイント2つで点差を縮める(76−82、39分)。レアル・マドリードはイエローチームの激しい反撃を受けながらもリードを守り81−85で試合終了。これまでに4タイトルを手にしているチームにとって縁起のいい都市、ラ・コルーニャでインターコンチネンタル杯に続く今季2つ目の優勝トロフィーを手にした。
試合データ
CBグラン・カナリア 81 (18+20+21+22): Pangos (3), Salin (3), Newley (8), Báez (8) y Pasecknis (2) –先発メンバー- Oliver (16), Savané (4), Seeley (9), Paulí (-), Rabaseda (14), Aguilar (6) y Omic (8).
レアル・マドリード 85 (24+16+22+23): Llull (2), Carroll (13), Maciulis (11), Reyes (12) y Ayón (15) -先発メンバー- Sergio Rodríguez (11), Rivers (10), Doncic (0), Taylor (-), Lima (4), W. Hernangómez (-) y Nocioni (7).