マッチレポート | 19/06/2014
2つのクォーター、試合開始、終盤とラソ監督のチームは相手に先行され、バルセロナが第1戦に勝利。48時間後にパラシオで引き分けを狙いに行く。- リーガ・エンデサ
- 1 (playoff 決勝)
- 木, 19 6


決勝はバルセロナが最高の出来を見せてスタートした。開始2分で0−7、うち5ポイントはナックバーが決め、アスルグラナスが上々の試合ぶりをみせた。マドリードはショット成功率が今ひとつ(最初にスリーポイントが決まったのは8分)で、ディフェンスリバウンドで不利な戦いを露呈、トミッチが圧倒的な強さを見せ(リバウンドから7ポイント)、ロス・ブランコスは停電から30分を要したクォーターで苦しんだ(16−23、10分)。
キャロルがマドリードに息を吹き込む
カタルーニャチームの仕事ぶりは本拠地チームの進むべき道を見失わせた。それは11分から13分のこと。しかしアメリカ人シューティングガードがチームを奮い立たせた。オレソンもナバーロも彼を止めることができず、局地戦で11−4としたことで27分に同点に。しかしマドリードはディフェンス陣が安定せず、逆に相手はナバーロ、アブリネス、トミッチが効果的なプレー、再び局地戦0−9として試合のイニシアチブを握り返した(33−44、18分)。
レアル・マドリード、バルセロナと並ぶ評価(102)を獲得も
マドリードは“信じ、戦い、勝利する”というスローガンが書かれたTシャツを来た1万3000人以上のファンの前で戦い、第1クォーターの最後から第3クォーターにかけて素晴らしいバスケットを展開した。リバウンドで互角の戦いを挑み、走り回り、なによりスリーポイントが入り始めた。このクォーターだけで4本を決めた。
ルディ・フェルナンデス(14ポイント)、リュル、ダーデン、ボウロウシス(それぞれ10ポイント)がプレーしているところで34−20することで逆転に成功、マドリードは27分に67−64と最初のリードを手にした。ラソ監督のチームは2つのクォーターでスペクタクルを展開した(28、29ポイント)。ナックバーがそれほどの出来ではなく(17ポイント)、ウエルタスのカウンターと、第3クォーターはもっと差がついてもおかしくなかった(73−70、30分)。
トドメを刺さなかったマドリード
最後の10分は双方がスリーポイントショットを打ち合い、試合終了まで競り合いが続いた。セルヒオ・ロドリゲスと好調のメジュリが得点(8ポイント)、ランペとトミッチのコンビを打ち消しに行った(84−85、36分)。しかしバルセロナは決定的な時間帯でうまく試合を支配、ナバーロがフリースローラインから4ポイントを決めた。
ロス・ブランコスは6,75mラインから解決を計ろうとする。リュル、ボウロウシス、ルディがショットを放ったものの決定力は不十分で、アスルグラナスは勝利を挙げた(93−98、40分)。48時間後にはパラシオでの2戦目が行われる。
試合データ
REAL MADRID 93 (16+28+29+20): Llull (12), Rudy (16), Darden (10), Mirotic (4) y Bourousis (10) –スターター--; Reyes (6), Sergio Rodríguez (16), Mejri (8), Slaughter (2) y Carroll (9).
F. C. BARCELONA 98 (23+25+22+28): Huertas (12), Navarro (14), Papanikolau (6), Nachbar (17) y Tomic (17) –スターター--; Sada (2), Oleson (5), Abrines (7), Lorbek (5), Dorsey (5) y Lampe (8).