ハメス・ロドリゲス ハメス ロドリゲス

ゴールとアシスト、ドリブル、スピード、才能と万能性―。ハメス・ロドリゲスの選手像を説明するときにそれらすべての言葉をまとめる必要性が出て来る。ブラジルワールドカップのゴールデンシュー賞を獲得したスペクタクルな選手で、若いながらもアルゼンチン、ポルトガル、フランスの各国リーグで経験を積んで来ている。

左右両サイドと中央でプレーできる攻撃的なミッドフィールダーで、ゲームメイクの能力は秀逸。自国エンビガドFCでデビューし、アルゼンチンのバンフィエルドへ移った。ポルトではヨーロッパリーグ、リーグとポルトガルスーパーカップを3回づつ勝ち取り、さらにカップ戦を1度制覇。モナコ加入の1年後、ワールドカップで衝撃的なプレーを見せたあとにレアル・マドリードとの契約にサインした。

ブラジルでの大会では6ゴールをマーク、またウルグアイ戦ではFIFA.comの投票で大会ベストゴールに選ばれた得点を決めた。コロンビア史上初めてのワールドカップベスト8入りでキーマンの役目を果たしたのは間違いない。大会で出場した5試合のうち3戦でマンオブザマッチに選ばれた。