ポジション：MF
レアル・マドリードでの出場数：465
得点：28
 
トニ・クロースはクラブのすべての歴史で最も成功を収めた時期のひとつにおいて、レアル・マドリードの重要なピースだった。2014年にバイエルンから移籍してきたこのドイツ人選手は、モドリッチ、カゼミーロとともに、サッカーを愛するすべての人々の記憶に永遠に残る伝説的な中盤を形成した。
 
2014年8月12日にセビージャとのUEFAスーパーカップ決勝（2-0で勝利）でデビューを飾った日から、その洗練されたテクニック、卓越したプレービジョン、正確なパスで必要不可欠な選手となった。瞬く間にレアル・マドリードの中盤の主軸となり、我がチームで戦った5度のチャンピオンズリーグ決勝すべてでスタメンに名を連ねた。

所属した10シーズンのプロフェッショナリズム、献身性、マドリディスモにより、レアル・マドリードで輝かしい記録を残した。465試合に出場し、チャンピオンズリーグ5回、クラブワールドカップ5回、UEFAスーパーカップ4回、リーガ4回、国王杯1回、スペイン・スーパーカップ4回の計23タイトルを獲得している。
 
レアル・マドリードで成し遂げた成功に加え、トニ・クロースは2014年のブラジルワールドカップでドイツ代表としてワールドカップ王者となった。バイエルンではチャンピオンズリーグ1回、クラブワールドカップ1回、UEFAスーパーカップ1回、ブンデスリーガ3回、ドイツカップ3回、ドイツ・スーパーカップ2回を制している。
 
個人レベルでは、FIFA FIFPROワールドイレブンに3回（2014、2016、2017）選出され、2014年にはIFFHSの最優秀プレーメーカー、2007年のU-17ワールドカップ韓国大会では最優秀選手としてゴールデンボールに選ばれた。