- フルネームフェリックス ケサダ・マス
- 出身地
- 生年月日01/07/1902
1920年代のアイドル
ポジション:DF
出場試合数:246
通算得点数:32
スペイン代表:9試合
マドリードのアイドルとして愛された地元出身のディフェンダー。パワフルで献身的、ガッツと気迫あふれるプレーを武器に、レアル・マドリードの一員として素晴らしいキャリアを築き上げた。
レクレアティボ・エスパニョールで頭角を現したあと、レアル・マドリードのカンテラと契約。闘争心を生かしたプレーで1922年にはファーストチームの先発に定着する。その時点ではまだ20歳にもなっていなかった。ディフェンダーとしては高さに恵まれなかったが、簡単には突破を許さないポジショニング、相手フォワードとの駆け引きにも非凡な才能を持っていた。
シュートも得意とするPKのスペシャリストで、ファーストチームでの14年間に挙げた33ゴールの大半をPKから記録。サモラ、シリアコ、キンコセスらと強固なディフェンスを構築し、レアル・マドリードのリーガ初制覇を含む2度の優勝(1932、1933)に貢献している。
力強いプレーと気持ちの強さでスペイン代表にも選出され、計9試合に出場。自身最後の代表戦がそのハイライトで、1929年5月15日にメトロポリターノ・スタジアムで対戦したイングランドを4-3で下した。イングランドがイギリス・アイルランド以外で初黒星を喫したこの試合、当時のレポートにはケサダがスペインを牽引したと記されている。1959年7月9日死去
経歴
- リーガ2回
- 地域選手権7回
- マンコムナード(地方選手権)5回