第20回コパ・デル・レイ
我がチームはエスタディオ・ラ・カルトゥーハ(セビージャ)で開催された決勝でロドリゴのドブレテにより2-1で勝利した
2023年5月6日、セビージャのエスタディオ・ラ・カルトゥーハで開催された決勝でレアル・マドリードがオサスナに勝利し(2-1)、20回目のコパ・デル・レイ優勝を成し遂げた。2分にビニシウスJrの素晴らしいプレーからロドリゴが先制点を決め、58分にルーカス・トロが同点に追いついたが、その12分後にロドリゴがドブレテを記録し勝利を決定づけた。
レアル・マドリードはこのカップ戦で、クラブワールドカップ、UEFAスーパーカップに続く3タイトル目を獲得した。
決勝戦への道のり
コパ・デル・レイ初戦の相手はカセレーニョだった。エクストレマドゥーラのチームはホームで真っ向からぶつかってきたが、ロドリゴが芸術的なプレーを披露し次ラウンド進出を決定した(0-1)。ラウンド16ではアウェーでビジャレアルと対戦。2-0のリードを許しハーフタイムを迎えた後、レアル・マドリードは後半にミリトン、ビニシウスJr、セバージョスのゴールで試合をひっくり返した。
この道はさらに2つの素晴らしい対戦へと続いていった。準々決勝ではアトレティコ・マドリードがサンティアゴ・ベルナベウで先制したが、マドリードはロドリゴ、ベンゼマ、ビニシウスJrの活躍で再び逆転した(3-1)。準決勝のクラシコはベルナベウでスタートし、バルセロナが第1戦を制した(0-1)。続くカンプ・ノウではハーフタイム前にビニシウスJrが同点に追いつき、ベンゼマがハットトリックを完成させて今季の素晴らしい夜のひとつを締めくくり、我がチームをセビージャでの決勝に導いた(0-4)。
ロドリゴ:「非常に特別なものだった」
ドブレテのおかげでロドリゴは決勝戦のMVPに選ばれた。ブラジル代表FWはレアル・マドリードで獲得可能な全タイトル制覇を成し遂げることになったこのコパ・デル・レイ優勝について「これは僕にとって最初のものなので特別感があったし、ウォーミングアップで出た時から特別な雰囲気が漂っていた」と喜んだ。一方、 フロレンティーノ・ペレス会長は「タイトルを獲得する時はいつも幸せだ。非常に競争の激しいコパ・デル・レイだった」とラ・カルトゥーハでの優勝後に説明した。
クロースとクルトワもまだ獲得していなかった唯一のトロフィーを手に入れた興奮をメディアに語った。「マドリードで全てを獲得したいと思っていたので、僕にとってこれは非常に重要なものだった」とドイツ人MFは語った。一方、ベルギー代表GKは「今季の道のりは非常に険しかったので、優勝できたことに大きな誇りを感じる必要がある」と話した。20回目のコパ・デル・レイ優勝はベンゼマにとっても非常に特別なタイトルとなった。このフランス人FWは25タイトル目を獲得し、クラブ史上最も多くのトロフィーを手に入れているマルセロと並び、自身の伝説をさらに高めた。
選手たちがベルナベウでコパ・デル・レイ優勝トロフィーをお披露目
リーガ第34節ヘタフェ戦前に我がチームはエスタディオ・ラ・カルトゥハで獲得したタイトルをサポーターと分かち合った。アウェーの選手たちがサンティアゴ・ベルナベウのピッチでパシージョを作り、チャンピオンたちを歓迎した。