特集：スペクタクルなエムバペのレアル・マドリード入団イベント

2024年7月16日、キリアン・エムバペがレアル・マドリード選手としての歴史を歩み始めた。フランス代表選手は彼を迎え入れるために一杯となったサンティアゴ・ベルナベウでマドリディスタとしてのお披露目を行った。フロレンティーノ・ペレス会長、レアル・マドリード名誉会長のホセ・マルティネス・ピリ、ジダンがスタジアムのピッチに欧州制覇15回の優勝トロフィーが設置された舞台で選手を歓迎する役割を務めた。

フロレンティーノ・ペレス会長はファンに対しこうエムバペを紹介した。「我々が勝ち続けるのを手助けするために並外れた選手を迎え入れる瞬間がやってきました。人生の夢を叶えた選手です」。フランス代表選手はマドリディスモにこう語りかけた。「史上最大であるこのクラブの高みにいるという夢が僕にはある」。

入団発表行事の前にエムバペはサニタス・ラ・モラレハ大学病院でメディカルチェックをパスして一日をスタートした。そのあとシウダー・レアル・マドリードで今後5シーズンに渡ってクラブと繋がりを持つ契約にサインした。続いてサンティアゴ・ベルナベウへ向かう前にアンチェロッティ監督とチームの多くのメンバーと挨拶を交わした。

本拠地での入団発表のあとレアル・マドリードのアタッカーは記者会見に臨みクラブでの新たな時代を始めるのに大きな希望に溢れているとした。「レアル・マドリードでプレーするのは子供の頃からの夢で、ずいぶん前からこの瞬間を待っていて、できる限り早く適応したい」とエムバペは報道メディアを前に話した。自身の入団発表の日の最後にマドリードの新加入選手はレアル・マドリードTVで最初のインタビューを受けた。「このユニホーム、このエンブレムに全力を注ぎたい。僕はとても幸せで、マドリディスタが与えてくれた全ての愛情に感謝する」。エムバペ、そしてサンティアゴ・ベルナベウを埋め尽くした何千というファンにとって忘れられない一日となり、思い出に残る映像が生まれた。