国王杯敗退
Atlético
完了Real Madrid
レアル・マドリードは2度同点にして2度シュートをクロスバーに当てたダービーで延長戦の末に敗れた
レアル・マドリードはシビタス・メトロポリターノで行われた激しい新たなダービーで延長戦の末に敗れ、国王杯のタイトルを死守できなかった。最初の決定機は我がチームに訪れる。ペナルティエリア手前でパスを受けたベリンガムが、ヴィツェルとデ・パウルを2つの美しい動きでかわしてシュートを打つもクロスバーを直撃した。その9分後、アンチェロッティ監督率いるチームが再びトライする。ビニシウスJr.がロドリゴのDF裏への飛び出しを見逃さず、ペナルティエリア内にボールを入れる。するとロドリゴは相手を背負いながらボールをコントロールし、振り向きざまにシュートを放とうとしたが、ヒメネスがゴールに向かって足を出し、オブラクのファインセーブに阻まれた。
アトレティコは22分に反撃し、デ・パウルのヘディングシュートはルニンにダイビングセーブされた。試合はフィジカル要素が非常に強くなり、速いテンポで進んでいく中、先制したのは数少ないチャンスをものにしたホームチームだった。39分、デ・パウルがクロスを上げ、リュディガーが頭でクリアしてCKに逃げようとしたが、ファーポストに飛び込んだリーのがルニンの守るゴールを破った。1-0でアトレティコリードのままハーフタイムを迎えると思われた瞬間に、我がチームがは同点に追いついた。アディショナルタイムにモドリッチが蹴ったFKを、オブラクがクリアしようとした際にオウンゴールを記録した。
後半に入ってもテンポは落ちず、アンチェロッティ監督率いるチームはハイプレスをかけ続けたが、アトレティコが流れと関係ないプレーで再びリードする。57分にマルコス・ジョレンテのクロスがカマビンガに弾かれた後、ルニンがクリアしようとしたが、モラタの足元にボールが残り2-1にした。再び反撃を余儀なくされたレアル・マドリードは、少なくとも同点に追いつくに値するまでアトレティコをゴールに押し込んだ。そして75分にチャンスが訪れたが、ロドリゴがペナルティエリア内から右足アウトサイドで放ったシュートは、ヒメネスに当たりクロスバーを直撃した。我がチームがこの試合でシュートをクロスバーに当てるのは2回目だった。
ホセルが2-2の同点弾を記録
モラタに3-2にするチャンスが訪れるも、ルニンが1対1で上回った。それは直後のプレーでマドリードが2-2の同点に追いつく前兆となった。ビニシウスJr.のパスを受けたベリンガムは、フェイントをかけて相手を驚かせるクロスを上げ、頭でゴールネットを揺らしたホセルの得点を見事アシストした。アンチェロッティ監督率いるチームはその結果のまま延長戦を迎えたが、アディショナルタイムにそれを回避するチャンスをあった。リュディガーがクロスを上げ、ビニシウスJr.がアクロバティックなシュートを打つも、ゴールライン上でオブラクに阻止された。 レアル・マドリードは延長戦を優位に進めたが、100分にグリーズマンが決めて3-2とした。我がチームは延長後半、最後まで頑張りを見せ、110分にセバージョスのゴールで敗退を回避しPK戦に持ち込むところだったが、これはベリンガムがギリギリのところでオフサイドを取られ取り消された。我がチームは最後まで全力で同点を目指すも、カウンターからリケルメにゴールを奪われ、敗北を宣告された。