国王杯ラウンド16進出

レアル・マドリードがエスタディオ・エル・プラドでタラベラに勝利し、国王杯ラウンド16進出を決めた。シャビ・アロンソ監督率いるチームは前半終了間際のエムバペのPKと、このフランス人ストライカーのプレーから生まれたファランドのオウンゴールで試合を有利に進めた。後半に入り、80分にナウエルに1-2のゴールを奪われるも、その7分後にエムバペが2点目を記録。そしてアディショナルタイム、レンゾに2-3のゴールを決められた。ダビド・ヒメネスとセステロがデビューを果たした。

チームは早々に勝負を決めようと意気込み、4分にエムバペがハイメ・ゴンサレスとの1対1を迎えるが、冷静に防がれた。ホームチームは14分、マルコス・モレーノのヘディングシュートで反撃するも、ルニンのダイビングセーブに阻止された。それ以降、シャビ・アロンソ監督率いるチームが攻勢に出て、次々とチャンスを作っていく。まず20分、ダビド・ヒメネスのクロスからエンドリッキがシュートを打つも、ファランドにゴール前で防がれた。この3分後、今度はゴンサロのヘディングシュートがタラベラのGKにファインセーブされた。

得点を記録
レアル・マドリードは最高の時間帯を過ごし、チームは得点するに値すべきゴールを追い求めた。25分にセバージョスが放ったシュートはわずかに枠外。27分にアルダ・ギュレルがFKから直接ゴールを狙うも、ハイメ・ゴンサレスの素晴らしいセーブによりCKとなった。そしてハーフタイム直前、マドリードが先制点を記録する。40分にマルコス・モレーノがペナルティエリア内で犯したハンドで獲得したPKをエムバペが決めた。そしてアディショナルタイムに0-2のゴールが生まれた。エムバペが52分、ルイス・サンチェスの背後を突いて巧みに抜き去り、ディ・レンソをスピードで突破した後に入れたクロスがファランドに当たり、オウンゴールとなった。

ハーフタイム後も流れは変わらず、52分にエムバペがドブレテのチャンスを得るも、ハイメ・ゴンサレスとの1対1で失敗。さらに68分、アルダ・ギュレルが遠い位置からのFKで点差を広げるチャンスを迎えたが、再びタラベラGKの好セーブに阻まれた。0-3になる可能性がある中、80分にナウエルのゴールで1-2となった。このゴールでホームチームは勢いづいたが、この7分後にエムバペがロングシュートで再び点差を広げた。そしてアディショナルタイム、ディ・レンソのクロスバー直撃FKが延長戦に突入するかもしれないという興奮をもたらせるも、ディ・レンソの同点弾はルニンのファインセーブに阻止された。レアル・マドリードはすでに、国王杯ラウンド16の対戦相手を待っている。