ベリンガムのゴールでユベントスに勝利

レアル・マドリードがベルナベウでユベントスを下し、チャンピオンズリーグの第1フェーズで3戦全勝、9ポイント獲得と好調を維持した。チームは前半試合を支配したが、ゴールへの道筋を見つけたのは後半だった。57分ビニシウスJr.の素晴らしいシュートがポストに当たったあとベリンガムが押し込んだ。

シャビ・アロンソ監督のチームは試合開始からボールを支配したが、5バックで後方を固める相手を上回ることができなかった。アウェーチームはそれだけではなく素早いカウンターや長距離からのシュートで意表を付いた。10分、14分、マッケニーとガッティの仕掛けは的確だったが、どちらもクルトワがセーブで対抗した。我らのチームはリスタートからダメージを与えて行く。16分アルダ・ギュレルが蹴ったボールをチュアメニがヘディングシュートしたが、ボールはディ・グレゴーリオの手に収まった。

後半の中ごろには素早い展開からブラヒムがシュートしたが、アウェーチーム守護神のセーブでCKとなった。バルベルデがこれを蹴り、チュアメ二がエリア内から放ったシュートはネットに突き刺さるかと思われたが、カルルがコースを変えた。我らのチームにとって最大のチャンスはハーフタイムを前にした時のことだった。エムバペ。40分ブラヒムからの素晴らしいパスのあとのエリア内からの左足シュートはディ・グレゴリーノの見事な反射神経の前に妨げられた。3分後フランス代表選手はエリア内で2度のドリブルによりカンビアーゾを交わし後方へ折り返したが、ミリトンのシュートはゴールへを通り過ぎた。

ベリンガムが決勝点
後半はサプライズとともに始まった。50分自陣から長いランニングの末にヴラホヴィッチがクルトワと1対1になったが、守護神は動きに冴えを見せた。7分後レアル・マドリードが先制する。ビニシウスJr.が見事な個人技突破から相手守備陣を突破すると、左足で放ったシュートはゴールポストを叩いた。弾いたボールに詰めていたベリンガムが素早く反応、ボールをネットへ押し込んだ。 

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続くチャンス
このゴールによりシャビ・アロンソ監督のチームにとって良い時間帯をもたらした。点差が広がらなかったのはディ・グレゴリーノの堅守があったから。64分ゴール正面からのエムバペのパワフルなシュートに対したGKの横っ飛びがチームの危機を救った。7分後にはユベントスのGKが2本のセーブを披露する。再びエムバペが右足シュート、その直後のブラヒムのシュートはGKを破ったもののガッティが寸前でゴールを守った。そこから最後まで我らのチームは相手にチャンスを与えることなく、点差を守る術を知っていた。クラシコの4日前に重要な勝利となった。